きのう、C.C.Lemonホールでグッバイの結成25周年ライブに行って参りました!
興味のない方は可哀相なんでたたんでおきます。
会場に入って、ステージ上にセットされているバスドラの「1983-2008 25years」って文字を見てそこで初めて「あ~、そっかー、今回は結成25周年記念ライブなのね。どーりでC.C.Lemonなワケだ」と、全ての事情を知ったあたくしです。全く知らんかった・・・とりあえず(取って付けたかのように)、おめでとう
だって、25周年って言ったって、活動期間わずか7年+ブランク13年+再結成してから5年=25年だもの、言われなきゃ気付かないっつーの。
今回は、あたしと一緒に追っかけしてた、ヤッちんファンで現タッキーファンの友人と、80年代にマッチを全開バリバリで追っかけてた、今はただの主婦の友人(笑)、プラスその友人の25年来の友人でヤッちんファンだが、ずーっと鹿児島在住の為、20年前に熊本でグッバイを見たっきりという方が、わざわざこの日の為に上京という、なんかアツイのかユルイのかよくわからん仲間たちを伴って参加しました。いつもなら、ここにもうヒトリ、現今井翼ファンの友人がいるのですが、今回は欠席
25周年ってことで(何気に「ディズニーランド」と同じだったりもする)、シングル中心のセットリスト。シングルは多分全部プレイしたんじゃないかな~。その為に、コアファン向けのアルバムのナンバーが少なかったけど、でもこういう企画はアニバーサリーじゃなきゃ成立しないし、多分もう二度と見れないような気もしたので、良かったのかな~と思います(なぜか客観的)。
でもね、悲しいかな、オリジナルより若干テンポが落ちてるんだよね~。ま、おそらくリズム隊に合わせてのことなんで仕方ないんだけど。
あと、のっけからシングルをダダーッと10曲ぐらい演奏するんですが、いちち曲が終わるたんびにライトが暗転するのは、なんかヘンでした・・・。別に楽器変えてるわけでもないのに。
時間的な経過を意図した演出なのかもしれないんですが、気がそがれる。
って、こんな厳しい目でグッバイ見てる客はあたしだけだよね・・・、ごめんね義男ちゃん
しかし、いいメッセージを持った楽曲が多くてですね、今でも充分通用すると言うか、あの頃と社会は変わったようでいても、実は人の心の動きなんてそんなに変わるもんじゃないのかも・・・と思いました。
「Dear Freinds」とか「Imagination Blue」にはグッときましたね。あたしは義男ファンですが、ちなみにこれらはどちらもヤッちんの曲です(笑)。言うたら、エッジで内省的な”硝子の少年”たちに向けたメッセージが含まれているんですが、サウンドも古びていないので今でも全然感動を生む曲だな~って言うか、今の若けぇヤツに聞かせてあげたいです。
グッバイの強みはサウンドに余り時流を感じないトコですね。
もちろん、CDなんかを聞けば、当時の楽器だとか音の表現とかには”時代を”感じますけど、メロディそのものは25年たった今でも充分受け入れられるものだし、多分彼らも長いブランクがあったとしても表現はしやすいと思うんです。かえって、現代の音楽産業は全世界的に時代が逆流しているので、耳なじみがいいかもしれません。
義男はギタリストとしての仕事が多いので、ボーカルの多いグッバイは相当シンドイようですが、ヤッちんはミュージカルなどをずっとこなしてきているので、明らかにボーカルは数段当時より巧くなってますよね。なので、気持ちヤッちんのボーカル曲が多かった気がします。
「Let’s get together」って曲で観客とのコール&レスポンスがあって、メンバーが振った質問に当てはまる人だけがレスするという、お決まりの曲なんですが、今回出た質問は、
・1983年のデビュー直前にやった読売ランド シアターEASTに行った
・当時の新人賞レースでグッバイ授賞シーンを会場でハッピを着て見てた
・C.C.Lemonが渋谷公会堂と呼ばれた時代、ここでグッバイのライブを見た
・(義男の嗜好による質問)人妻
など、などでしたが、あたしが当てはまらなかったのは「人妻」だけ
あとは、全部見てますけど、何か
MCで出てきた各種エピソードも、ぜーんぶ知ってるし(笑)、実際、いましたから、そこにという話ばかりで、おかげで思い出しちゃいけないことまで思い出しちゃったよ(笑)。
でも、楽しかった
また、来年もグッバイで会おうね、義男ちゃん