KinKi Kidsが29日、さいたまスーパーアリーナで音楽イベント「テレビ朝日ドリームフェスティバル2017」に出演し、音楽活動を再開した。6月に堂本剛(38)が突発性難聴と診断され、音楽活動を休止していた。
剛は低く伸びるセクシーな美声を響かせ、長い休養のうっぷんを晴らした。耳への負担を減らすため、ヘッドホンを着用。「お医者さまの許可が出たので、立たせていただけました。とはいえ、あまりにも久しぶりのステージなので、サウンド面を含め今回はアンプラグド(アコースティック)で、こんな感じ(ヘッドホン)で慣らし運転させていただいてます」。
堂本光一(38)が「まじまじと見ると、DJさんがいると思った」と突っ込むと、1万7000人のファンから笑いが起きた。2人は1時間にわたり、「愛されるより愛したい」「ボクの背中には羽根がある」など8曲を歌った。
剛は6月27日、左耳の不調で入院。7月4日に退院した後も、通院治療を続けていた。同15日、横浜スタジアムでのデビュー20周年公演では、光一がステージに立ち、剛は中継映像を通じて出演して乗り切った。毎年恒例の京都・平安神宮でのソロ公演も中止し、治療に専念していた。9月になって医師から復帰のゴーサインを受け、5月に収録されたMTVの音楽番組「アンプラグド」でのライブ以来、約5カ月ぶりのステージとなった。
この日、20周年を記念して、過去の全シングル曲を収めたコンプリートベストアルバムを12月6日に発売すると発表した。同16、17日には、前人未到の20年連続東京ドーム公演を開催。大みそか、元日には9年ぶりに京セラドーム大阪でもコンサートを行う。剛が完全復調し、KinKiの冬がいよいよ本格化する。
情報源: KinKi復活!難聴から4カ月…堂本剛8曲熱唱 – ジャニーズ : 日刊スポーツ