生まれて初めてのSHOCK体験！

きゃ～、あの「Endless SHOCK」を生まれて初めて観劇させて頂きました～ドン、ドン、ピー、パフパフ。
SHOCK百戦練磨のキリエさんと一緒に行ったのですが、帝劇の前を通りがかることはあっても、中に入ったのはもう10数年ぶりでは・・・。確か「ミス・サイゴン」観た以来です。
ハーレムで毎年特設ページを作っているぐらいなんで、お芝居の内容についてはちょこちょこ情報は入っていましたし、展開が分かっていたせいか、少々頭でっかちになっていた部分もあり、初めて観ているはずなのに”確認作業”をしているようでした。
あ～、キリエちゃんが飾ってる写真はこの場面なんだ～とか、「ほーほーほー」とか「はい、はい、はい」と感じる場面がたくさん（笑）。だから、初めての割にはかなり冷静な目で観てこれたと思います。
なぜ、観に行ったのかと言えば、それはもちろん”たっちょん”の晴れ姿が見たかったからなんですけど、完成されたカンパニーの中に混じって良く頑張った。クオリティを問われると、それは申し訳ないところも多々ありますけど、でも、きっと誰の目にも彼の一生懸命さ（必死さ・笑）は伝わっているんじゃないかな～と信じています。
頑張ってるたっちょんが光一さんファンに伝わってくれただけで本望です。
ただ、太鼓のシーンはもう少し色んなバリエーションの太鼓を叩かせてやりたかったな～。彼の得意なところでエエかっこさせてやりたかった。
あと、さすがに一幕のエンティングの殺陣のシーンは余り絡んでこなかったですね。例年オーナーは槍だそうですが、弁慶に見えちゃったよ。殺陣好きの私としては、あの息もつかせぬアクションに混ぜて欲しかった気もしますが、でも、足を引っ張っては申し訳ないので、やっぱ槍でいいです（笑）。
こんなこと言うと本当に生意気かもしれないんですけど、思っていたより舞台そのもののスケールが小さかった。２階で見たからかもしれませんが、音量がすこぶる低いのと、上から見下ろすとフライングの位置が低く見えてしまうので、高いところを飛んでいる感じがしないんですよね。あと、いきなり飛ぶ意味もわからなかった・・・。フライングって、もっとストーリーとリンクしてるのかとばっかり思っていたので。
それから、最も気になったのは静まり返った客席。
あれだけ華やかで美しいショーなのに、客席がシーーーーンとしてるのが不気味だった。なんか、総員リピーターって感じが初心者には怖かったです。だって、普通ならフライングしたり、客席に光一さんが現れたりしたら「ふぁ～」とか「おぉ～」とかざわめくじゃないですか。それが全くなかったもので、すごく”ジャニーズ”な空気を感じちゃいました。
志半ばのコーイチが甦って、また舞台を踏み、そしてまた消えていくという展開は切なく、特に彼が倒れるシーンは涙を誘う見せ場なんだと思いますが、こんなイケナイあたくしは、その姿がぶっさんに重なりまして「あ～、コーイチも”ぶっさん”とおんなじやー。遣り残したことがあんねんなー」と思ったら、一気にホロッときてしまいまして。
これを終演後にキリエちゃんに言ったら「SHOCKは何度も見てるし、キャッツも何度も見てるけど、そんなこと思いも寄らなかった」と、ひと笑いされてしまいました・・・。
あたしは、コーイチがバタッと倒れて桜の木の下に埋められた時に、心の中で「コーイチ、ばいばい」って言ったのに。
恐るべしは木更津キャッツアイなり・・・か。
って、こんな感想アリなんでしょうか
全国の光一さんファンの皆様、ごめんなさい