Go to DMC
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・・・見てきましたよ~、クラウザーさ~ん
ところで、この映画を見る方っていうのは、どういう期待を持ってみるんでしょう
①やっぱり原作ファン
②それとも、松ケンだから
③なんか、おもしろそうだから
もうね、3番目の理由だったとしたら、絶対「その貴様の期待は裏切らんぞ~」って感じ(by クラウザーさん)。
だって、やっぱ原作ファンの思い入れっていうのは相当強いでしょうから、それに応えられているかどうかは、原作を知らない私には判断できないし、②の松ケンファンという目線で評価すれば、根岸くんもクラウザーさんも見た目はNGだし(笑)。松山ケンイチファンにとって、磯貝みるめの後にコレってのは相当キツイっすよ。
でも、それはあくまで女性的視点からみた”見た目”だけの話なので、松ケンの演技そのものについては非の打ち所がないのは、当たり前田のクラッカーでございます。
以前、この映画に関わった方と仕事でたまたまお会いした際に「DMCファンにとって、松山ケンイチはカンペキらしいですよ」とはお聞きしていたのですが、そうなると①もってことなのかな。
まず、ポスターデザインが「舞妓Haaaan!!!」にソックリなのが、すごく気になってたんですけど、映画の内容も何となく似てた(笑)。あの、ドタバタさ加減と、根岸くんの(髪型含め)オタクっぽい感じが。どっちも東宝配給だし・・・。
クラウザーさんの取り巻きたちが(大倉孝二さん、岡田義徳くんなど)かなりいい味出てて、(岡田くんはまたモヒカンでうっちーみたいだな~と思いましたが)最後にはちょっとホロッとさせる箇所もあり、このあたりは「キサラギ」に通じるものがありました。
クラウザーさんと根岸くんは常にバラバラで、拒否し合っていて融合しないんですけど、最後にはカッチリひとつになるところが、まぁ、言うたら、有りきたりっちゃ、有りきたりではあるものの、ストレートにハートに響いてくるし爽快感もあるので、見終わった時には「おもしろかったな~」って素直に思える仕上がりになっていると思います。こういう映画って、客を選びそうなカルト的な作品であるようでいて、実は万人に伝わるメッセージに溢れていて、一番見る人を選ばない映画なんじゃないかな~と感じました。
デスメタルも下北系も、ただ「表現」として借りているだけであってね。
表現方法はできるだけ前例のない奇想天外なほうがキャッチーだし、なのでトロントやバンクークーバではウケるんじゃないかしらん
実は8/24(日)のヒルズでの舞台挨拶へのチケットが手に入ったので、初・松ケンを拝んで参ります。そこで、試写では聞き取れなかったセリフなど確認作業をして来ようと思っていますんで、またレポしますね~