大トリの嵐、特別メドレーは人気の3曲/「硝子の少年」と山下達郎氏への思い

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嵐が、紅白歌合戦の本番で8年連続で歌う「嵐×紅白スペシャルメドレー」の内容が明らかになった。99年のデビュー曲「A・RA・SHI」、07年「Happiness」、08年「One Love」の3曲。前日29日の囲み取材の際、松本潤(33)が「今回、初めての大トリという大役なので、僕らの分かりやすい曲というか、自分たちがずっと歌ってきた曲をメドレーでやらせていただきます」と語ったとおり、09年にリリースした初のオールタイム・ベスト盤「All the BEST! 1999-2009」にも収録された人気曲3曲となった。

一部では、嵐が2月にリリースした「復活LOVE」が、メドレーに入るのでは? と期待する声もあった。「復活LOVE」は、シンガー・ソングライターの山下達郎が作・編曲し、妻の竹内まりやが作詞した曲。今年の紅白歌合戦では、初出場するKinKi Kidsが、山下が作曲した97年「硝子の少年」を歌うことが決まっている。デビュー40周年を迎えながら、テレビに出演しないスタンスを貫く山下の楽曲が、紅白歌合戦で2曲、流れることに期待する音楽ファンは少なくなかった。

山下は、TOKYO FMのレギュラー番組「サンデー・ソングブック」(日曜午後2時)の2月14日放送回で「復活LOVE」をオンエアした際、「編曲も込みで人に曲を書くのは久しぶり。KinKi以来かも知れませんね」などと語った。12月18日放送回では、「復活LOVE」について竹内と語り合い、その中で竹内が「今までの嵐にない大人の世界を表現できた」と楽曲の感想を語っている。

一方「硝子の少年」についても、12月25日放送回では山下が歌ったバージョンをオンエアした。山下は竹内と語る中、「復活LOVE」と「硝子の少年」が紅白で見られることを期待するファンの声を紹介した上で、「よろしくお願いします」とコメントしていた。 またKinKi Kidsの堂本光一(37)は、29日の紅白歌合戦リハーサルでのMCやリハーサル後の囲み取材で、「硝子の少年」と山下への思いを語った。

「デビュー曲の『硝子の少年』は、僕らにとっても非常に大切。ずっと20年やってきた中でも、僕らの土台としてある楽曲。年齢の酔って、歌詞のとらえ方が変わる部分もある。『硝子の少年時代の』と歌っている。大人が振り返っているふうにも取れるわけですから。達郎さんにも『KinKiが何歳になっても歌える楽曲だよ』ということで作っていただいた。20年たった今、紅白で歌えることも、達郎さんが言っていたのは、こういうことなのかな…っていう気がしますね」

そうした一連の流れもあり、山下がジャニーズ事務所のグループに作・編曲まで手がけて提供した新旧2曲の、そろい踏みを期待する声が一部で高まっていた。ただ、基本的にはリハーサルで披露した楽曲が本番でも歌唱されるため、「硝子の少年」「復活LOVE」2曲のそろい踏みの実現は、難しそうだ。

全文は以下にて。

情報源: 大トリの嵐、特別メドレーは人気の3曲/紅白リハ – 音楽 : 日刊スポーツ