『24時間テレビ』で露出アップ、V6再評価ムード

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現在、ジャニーズの人気グループV6のテレビ露出が急増している。

「1番組に1人ないしは2人ずつですが、これまでゲスト出演した、また今後出演が予定されている番組を挙げてみても、『ぐるぐるナインティナイン』『ザ!鉄腕!DASH!!』『幸せ!ボンビーガール』『解決!ナイナイアンサー』『メレンゲの気持ち』『天才!志村どうぶつ園』『嵐にしやがれ』『誰だって波瀾爆笑』『行列のできる法律相談所』『スクール革命!』『人生が変わる1分間の深イイ話』『しゃべくり007』『月曜から夜ふかし』(全て日本テレビ系)と、優に10番組は超えています。さらに今月21日には、6人全員で『宝探しアドベンチャー 謎解きバトルTORE!』(同)2時間スペシャルに登場します」(芸能ライター)

そんな怒涛の出演ラッシュは、後輩・Hey!Say!JUMPとメインパーソナリティーを務める『24時間テレビ38 愛は地球を救う』(同、22~23日)の番宣のため。今年はV6のデビュー20周年に当たることからも、『24時間テレビ』を成功させ、アニバーサリーイヤーに華を添えたいのだろう。ただ、近年テレビ出演が減っていたV6の突然の露出急増を、テレビ関係者はどう見ているのだろうか?

「むしろありがたいですよ。やはり、ジャニーズの看板は大きいです。ファンの熱心度や結束力は、ほかのタレントさんたちと比べても群を抜いています。ジャニーズタレントの出演が決まれば、ファンの間で出演情報はあっという間に広まり、視聴率も見込めます。さらに、番組のブランド力も高まります」

ではV6は、ほかのグループと比べて、テレビ業界ではどんな印象を持たれているのだろうか?「正直、グループ全体の色としては見えにくいですね。彼らが出演してきた冠番組は、どちらかというと企画優先で、番組はヒットしましたが、V6としてその後につながらなかったという印象も。一方で、例えばTOKIOは『DASH』という番組に巡り合って、『肉体派』『農業アイドル』といったイメージで新たな人気を獲得。嵐は、『嵐にしやがれ』で見られる“メンバー同士の仲の良さ”が魅力。SMAPは『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)という番組によって、歌もダンスもコントもできるエンターテイナーに成長することができた。つまり、番組自体がグループのパブリックイメージそのものといえます。ただ、『V6といえば〇〇』という、わかりやすいキーワードを見つけてあげられなかったのは、我々テレビマンの責任でもある」(同)

V6は、1997年から2008年まで続いた『学校へ行こう!』(TBS系)シリーズの終了後、個人活動が活発化。映画や舞台、司会、ミュージカル、手話、グルメなど、各々の得意ジャンルで活動をしている。ただ、「やはりテレビで見かける機会が少なくなってしまったので、ファンとしては、今のテレビ露出が一時的なもので終わってほしくないと思っているようです」(前出・芸能ライター)という声も。そんな中、今後テレビ露出が増えていくのではと目されているメンバーがいるという。

「三宅健くんですね。13年、彼が『アウト×デラックス』(フジテレビ系)に出た後、業界内で『三宅くん面白いよね』『彼を使ってみたい』という評判がぽつぽつ出始めました。三宅くんの登場で、V6そのものの見方まで変わったというか、再評価の機運が高まったように思います」(前出・テレビ関係者)

情報源: 『24時間テレビ』で露出急増! 関係者が語る、「V6再評価ムード」と新番組の可能性|サイゾーウーマン