KinKi Kidsのデビュー20周年を記念し、彼らが1997年に主演した連続ドラマのスペシャル版『ぼくらの勇気 未満都市2017』(日本テレビ系)が7月21日に放送された。平均視聴率は10.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)という「正直、期待はずれの結果。ファンからも複雑な声が上がっていた」(芸能ライター)という。
「20年前の連ドラは、微生物によって大人が死に絶え、閉鎖された街を舞台に、ヤマト(堂本光一)とタケル(堂本剛)など子どもたちが試練を乗り越えていく姿が描かれました。当時は全話平均視聴率16.8%を記録し、若者を中心にスマッシュヒット。今回のスペシャルドラマとしての復活は、ファンの間でも大歓迎されていた印象です」(同)
スペシャル版には、当時出演していた嵐・相葉雅紀や松本潤に、すでに芸能界を引退していた元ジャニーズJr.・小原裕貴などが再集結。「20年後、またこの場所で会おう」という約束のもと再会を果たした彼らが、新たな事件に立ち向かう……といった展開だった。
「17~20日には、4夜連続で『「ぼくらの勇気 未満都市2017」カウントダウンSP』が放送されるなど、日テレ側も熱心に告知していました。ところが、いざ蓋を開けてみるとギリギリ2ケタという結果。ネット上でも、『あんなに宣伝してたから、もっと数字が伸びると思ってた』『一部の世代には懐かしいけど、それ以外にはサッパリだったってことかな』『いろいろ詰め込みすぎ。せっかくのスペシャルなのに雑な内容でもったいない』『キンキや嵐、小原くんの共演は楽しめたけど、脚本はつまらなかった』などと、同ドラマのファンからでさえ、微妙な感想が飛び交っていましたね」(同)
日テレサイドとしては、今回の視聴率をどのように受け止めているのだろうか。
「以前から業界内でいわれていた“ジャニーズと日テレの癒着関係”が、今年になってより顕著になってきています。土10ドラマの主演が3期連続ジャニーズなのもそうですが、『未満都市』復活は、まさにその象徴といった印象。日テレ的には“ジャニーズ接待のドラマ”でしょうね。ただ、局としても視聴率には期待していただけに、この結果には内部からも落胆する声が出ているようです」(テレビ局関係者)
情報源: 『未満都市』の視聴率に日テレ落胆|サイゾーウーマン