松ケン結婚したのに、まだ好きなの??もう、いーんじゃね?
映画も試写で見たんだからさ~、「プリンセストヨトミ」行こうZ。
以上はキリエさんのセリフ(笑)。
でも、おそらく世間一般の皆さんと同じでしょうな。
フンッッッだ!
プリトヨと掛け持ちしてやるもんねーだ。
わいにしてみればですよ、松ケンはこれから大河ドラマに入るので、当然来年以降の待機作はないワケですよ。となると、もう暫くは「ナマ松」が拝めない。なので、できるだけ行っておきたいんですよねぇ~。まぁ、2年も間があけば、そのうち私のハートもどっかにふら~っと行っちゃうかもしれないわけですし。しっしっしっし。
ナマ夫木くん、じゃなかった、妻夫木聡くんをナマで見るのはとてもひさしぶり。
「天地人」以降、すっかり大人になったし、若い頃より立ち居振る舞いにも落ち着いた厚みがあったのが感慨深かったです。
上映終わりの舞台挨拶ということもあって、ブッキーも松ケンも観客の表情を舐めまわすように見渡して、ブッキーいわく「今までやってきた舞台挨拶は全部上映前だったので、見終わったお客さんを見るのは今日が初めてなんです」と、お客さんのリアクションを見ながらホッとしたような顔をしていたのが印象的でした。
松ケンは「今朝(ここに)来る前に犬の散歩に行ったんですけど、雨で今日(舞台挨拶に)来ようと思ってた人もやめちゃうんじゃないかって心配してたんですが、こんなにたくさん集まって頂いてありがとうございます」と挨拶。
ブッキーも松ケンも、他の登壇者が話していて「今日はお越し頂いてありがとうございます」というフレーズが出るたびに、いちいち頭を下げるところが可愛かった(笑)。ホリプロさんの教育がいいのかしらね。
監督は「朝早い時間に見るには重すぎますね~」と切り出しながら「この作品と4年間向き合っていたんで生活の一部のようで終わった気がしていない」とか。この言葉を聞いているブッキーがうるうるうる(笑)。
MCのサトエリさんから「人生を変えた出会い」について問われると、松ケンもブッキーも”仕事との出会い”について語り、ブッキーは「結局、人生を変えるのは”自分”じゃないかと思う」、松ケンは「自分は役者になりたての頃はフラフラしてたけど、役者を続けていたから20歳頃から大きな役も頂けるようになった。継続していたからこそであって、人生はいきなり変わるわけじゃなく、実は徐々に変化していくんじゃないかと思う」と、両名とも重みのあるお言葉。
ここで原作者さんからの手紙が読み上げられましたが「震災後に劇的に日本は変わって、人のために何かをしようという動きがある。そんな時代に、この映画が公開されるということには何か意味があるのかもと思えてくる」というフレーズが心に残りました。
最後の挨拶では、松ケンは「戦争もそうですけど、学生運動があったということを知らなきゃダメだな、と思います。学生運動のことを知っている知人に話を聞いてそう思った」・・・”そういう歴史があった上に、今自分たちが立っているんだ”ってことを言いたかったんだと思います。
ブッキーは「あちこちで宣伝を続けていて、監督や松ケンとも言ってたんだけど、どう表現(宣伝)していいか悩むんですよね。甘い恋愛もなければ冒険もない重い映画なので」と本音を吐露。そして「今の時代にないのは”人間力”。前に進もうという力が足りないのかな。僕等が年をとった時に、今のボクらの年代の若者が僕等が若かった頃を映画化したくなるような時代にしなきゃと思う」と、噛みしめるように、そして観客ひとりひとりに語りかけるように話すブッキーはうるうるうる(笑)。いい人間だね、この子はホントに。
しかし、ブッキーも松ケンも良くしゃべるし、監督も言葉を選びながら訥々と語られるので時間が押し気味。スチール撮影もそこそこに舞台挨拶は終了し、あたくしは「プリンセストヨトミ」の舞台挨拶に向け、いざ!六本木へ!!
映画については、2度目で気付いたことなどがちょいちょいあったので、またの機会に(誰も興味ないと思うけど・苦笑)書きたいと思います。
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