なに?この虚無感は?

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ついに終わってしまいました。

「12人の優しい殺し屋」@赤坂レッドシアター

なんかすげー寂しい。
久しぶりに感じるよ、この虚無感。

昔、心待ちにしてた大好きな外タレが来日して、あんなことやこんなことがあって、
そんで、彼らが帰国してしまった後によく感じたっけね
この虚無感。

大げさか。

でも、結構通っちゃいましたんでね。

しかも、最後列が4列目だったんすよ。

連日2~4列目のお席だったんで、
4列目の時なんざ、贅沢にも

ちょっと、遠くね?』なんて事を。

双眼鏡が要らない舞台観劇なんて・・・・・

なんて幸せななんだろうって。

間近で木村了くんをつぶさに拝めるだけじゃないんです!

舞台も素晴らしいの。

脚本も良かったし、演出も素晴らしかったし、
ほんとうによく出来た作品でした。
この舞台嫌いの私が言うんだから、超お薦めです!!(再演される可能性があるらしいです)

まずは、小屋(劇場の事、専門用語で”小屋”って言うんですって、さすがに”帝劇”を小屋とは言わないとは思いますがね・・・・)が最高!

あの距離で役者さんが演技をするって、本当に難しいと思いますよ。
しかも、オレらみんな至近距離で超見てるわけだし、
まじ超ガン見してるわけだし、

ステージだけではなく、通路やお客さんも舞台の一部になっていて、
お若いイケメンくんたちがダウンサービスしてくれたりね。
(ちなみに、イケじゃないメンもいるんですが、馴染んでくると情がわくというか・・・、これがJr.にはまる理由かぁって、その心理がちょっと分かりましたよ

メインキャストのお名前も顔もさすがに覚えたし、
何か皆さんそれぞれ個性的で、トークもお上手で、
あっ、勿論肝心の演技も素晴らしくて
本当に楽しく暑気払いをさせて頂けました。

終戦記念日が千穐楽だったのですが、
これがまた傑作でした。

だって、ストーリーが終わって、最後の最後に12人の殺し屋達がステージ上の階段上で、キメポーズで整列して静止する時に、ひとり階段から落っこちちゃって

最後の最後ですよ。
しかも千穐楽の。

もう、キメてた殺し屋さんたちも、仮面の中で笑っちゃってて、
お客さんも爆笑だったし、
いろんな意味で大拍手が起こってましたね。

アフタートークでは、土下座してました。

いつもは完璧な鈴木亮平くんも、大事な場面で大先輩にあたる大石吾郎さんに向かって、「小暮」と彼の役名を呼びつけしてしまったり。(これもアフタートークで土下座してあやまってました
舞台では、すぐに『いや違う、風間』と言い直してましたが、ステージ上のキャストさんは結構噴いちゃってました。

千穐楽でちょっと気が緩んじゃったのかな?

でも、皆さん、めっさ気合が入ってて、
特に載寧さん(←なぜかさん付け、木村了くんですら”サイネイ”って呼びつけなのに)は、声の張りとか迫力が全然違いましたね。

川村陽介くんは幼児虐待についての長セリフがあるんですが、やはりちょっと目がうるうるして感情がすごく入ってたし、私もちょっとぐっと来てしまったし。

木村了くんについては、千穐楽ははんぱなかった。
もう、神懸りでしたね。
細部に渡って、極悪非道の犯罪者になりきってましたからね。

しかも、演技がいちいち細かいのよね~。
しぐさから、なんから、色々研究に研究を重ねたんだろうなぁと。
超難しい役だし、彼が舞台の要的存在ですからね。

木村了くんは、表の顔はNo.1ホスト、裏の顔は連続放火魔って役だったんですが、火とのかかわりや父親に対する憎悪を描いている点なんかはちょっと「重力ピエロ」に似てたり、マザコン的なくだりはちょっと「告白」っぽかったり(あれ~どちらも岡田将生くんの作品だぁ)、舞台の合間に見た映画「Inception」にも通じるとこがあったり、まぁ、難しい話じゃないのですが、セリフは結構カミ応えがあり、細かい設定や伏線なんかも入り組んでて中々すっとは頭に入らない、というか、顔ばっか見てるからじゃねってのもありますが・・・

そういや、途中ぐっすり寝てるおじさんもいましたっけね。

そう、なんか、招待客・関係者なんかが連日結構来てまして、ホリプロの榊原郁恵さんなんかもいらっしゃってました。

最後にまたガチャガチャやったら、菊田大輔くんの直筆サイン入りのが、当たっちゃって
うららさんは、また前田公輝くん(私らは名前を覚えるまで”森山未来”と呼んでましたが)で・・・・。

なんか、締めが欲しいなぁと思って、もう一度私が挑戦したら、見事また木村了くんでした。
計4回やって、3回木村了くん(1個はうららさんに上げた)をゲットしちゃった
中には10回くらいやっても木村了くんだけ出ない人もいたみたいですけど。

今回参加して気づいたんですが、
皆さん、おジャニーズさんたちと違ってえらい素朴でして、

座長の川村陽介さんに至っては、私らが見た昼の部が終わったら、すかさずバックステージの出入り口のとこで、道から丸見えの地べたに座って吸ってました。載寧さんとか、大石さんとか、姿は
見えないけど他の人もいました。
劇場内禁煙なんでしょうね、きっと。
だからって舞台終わって帰る客から見えるとこで、地べたに座ってだなんて、超素朴すぎだろって。またRookiesのジャージの上下着てたし(多分日よけ)。

あと、木村了くんと載寧さんは自転車通勤してて、
ブログに自転車の写真とかもアップしてましたが、
その自転車もバックステージの出入り口の傍に普通に駐輪してあるんですよ。
なんか、触ろうと思ったら誰でも触れちゃうかんじのとこに。

いや、あたしは何もしていませんよ。

とにかくバックステージの出入り口が、普通に通りから見渡せまして、
女子達がその付近に立っているので分かったんですけどね。

なんかの~んびりいい感じだなぁって。

夜公演の後に食事して帰ったら、同じ電車にキャストが乗ってきたってのもありました。

駅構内で「これから帰りまーす」的な写真をブログにアップしている子もいるしね。

なんか、自然でい~い感じですよね。

ファンがそうさせてるんだよね。
ジャニーズファンと違って。

それにしてもこのGAPにびっくらでした。

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