ZIPANG PUNK 五右衛門ロックIII 尋常じゃない舞台

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先週渋谷のヒカリエ内にある新しいシアター「東急シアターオーブ」で
初めて劇団新感線の舞台を観劇致しました。

ZIPANG PUNK 五右衛門ロックIII

シアターオーブそうなんす。
三浦春馬くんが客演しているのでね。
新感線だわ、春馬くんだわで、チケットが激戦だろうと思ったので、
しっかり有料のモバイルサイトにまで入りましたよ。
そしたら、なんとセンターブロックの5列目という激近の席を頂きまして
しかも春ちゃんが2度も近くの通路を通る側のお席で
本当にラッキーでした。

SHOCKでの扱いとは大違い。

とにかく全てが近くてつぶさに見えますでしょ、
しかもストーリーは、結構複雑でして
キャスト=登場人物も多いので
色々集中力が要る訳ですよ。
加えて、皆さんの演技は常に
あのテンションでしょ

もう、あたしゃあ、疲れ果てちまって
帰宅して夕飯食べたら
カウチで爆睡してしまいましたがや。

しかも、翌日も体調がすぐれず
ついには仮眠しなきゃいられない位になっちゃって
もう大変でした。

やっぱ、舞台向いてないのかも、あたひ。

そういや、去年の暮れに
木村了くんの舞台「ライチ光クラブ」を2列目で見た時も
異様に疲れちゃって
あれは、あの舞台の内容のせいでもあるんですが、
舞台の途中から何度も気分が悪くなって
以後、三日三晩食欲もなくなって
体調も優れずで
本当に散々でした。
舞台を見てて、
早く終わればいい、
早く外に出たい
って思ったの初めてかも。

新感線のミュージカルはゲキ×シネやDVDで
木村了くんも客演してた「蜉蝣峠」を見てるので
ノリは分かっていたんですが、
やはり生だと迫力が違いますね。
音楽もすごいし

しかも役者の皆さんが芸達者でしょ
当たり前の事を
改めて言うのもなんですが

あの舞台を
あの迫力とテンションでとスピード感で
毎回同じように繰り返し新鮮に演じて
数か月もやってるって
尋常じゃないですよ。

私なんか、一回観劇しただけで
2日倒れたってのに・・・。

シアターオーブも素晴らしい小屋で
アクセスも良いし
モダンでオシャレだし
音響も素晴らしいし
ステージは結構コンパクトな方ですかね。

平日の昼間から、ゴロゴロゴロー、ゴロゴロ―じゃなくて

平日の昼間なのに、満杯で立ち見も出てたそうです。

すごい人気。

そういや、高橋克実さんとロビーですれ違いましたよ。
なんか山登りするみたいなカッコでした。

地球ゴージャスの舞台同様に
春ちゃんは、歌ったり、ダンスしたりが
好きなんだよね。
舞台というと、毎回ミュージカルだもんね。

声も良く出てたし、
ダンスも手足が長いから、
ただ動かしてるだけでも、見栄えがするし
素晴らしいですよ。

本性がバレた時から、声色を変えて
役にメリハリをつけてるとこなんざ、さすがの千両役者です。

あと、感情を込めるシーンでは、
涙ぐんでた風に見えたし
熱意が伝わる演技でした。

殺陣はね、
やっぱさ、
殺陣は、その前に「髑髏城の七人」をゲキ×シネで見てるんで
早乙女太一くんや森山未來くんのレベルには達してない感じですよ。
それは本職には敵わないっすもんね。
あの早乙女太一くんの殺陣を見たら
他の人の見れないもん。

でも、「五右衛門ロック」でお一人、早乙女太一並みに素晴らしい殺陣をする人がいて
誰だか気になっていたんですが、
川原正嗣さんっておっしゃるんですって。
JACの方らしいのですが、目を見張りました。

そう、その「髑髏城の七人」がすごい良かったんですよ。
今年見た映画の中で一番良かった。
って、今年はその映画しかまだ見てないけど。
なんか舞台じゃなくて、映画として立派に成り立ってるんですもん。
舞台だって事を忘れる勢いでしたよ。
役者も素晴らしかったし、
演技も勿論素晴らしかったし、
ストーリーも素晴らしかった。
これぞジャパニーズエンターテイメントって感じでした。

なんか何度か泣きそうになったもん。

劇団新感線の舞台って本当にお金がかかってるんですよね。
衣装にしても
セットにしても

ジャニーズさんもそうですが
新感線は規模が違うにしても
相当なレベルです。

どうりで、並み居る役者が皆出演したがるわけですよ。

五右衛門ロックIII「五右衛門ロックIII」には、蒼井優さんも出演したらしたのですが、
彼女もすごい動けるし
殺陣も歌もダンスもイケるし
素晴らしかったですよ。
彼女に対するイメージが変わりますね。

春馬くんはさ、
本当に誠意を感じるよね。
カーテンコールでは、毎回生声で、深くお辞儀をしながら
『ありがとうございました。』
って言ってくれるし、
遠い席のファンやお客さんへ目線を配って手を振ったり
ジャンプして手を振ったり、は、
毎回やってるんだね。
あたしの隣のおば様も思わず手を振ってましたよ。

応援しがいがあるよね。

気持ちが伝わってくるもん。

では、また来ます。

¡Hasta luego!