NHK World "JOHNNYS' World: Top of the J-Pops"

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またもや、すっかりご無沙汰しているうちに、すっかり2013年も明けたばかりでなく、既に1ヶ月が経過しようとしており・・・(ポリポリ)。

まぁ、こんな風に今年も緩めに温めに更新させて頂けましたら、これ幸いでございます。
どうかひとつ、よろしくお頼み申します!

さて、さて、私もストリーミングで拝見致しましたよ、ジャニーさんインタビュー!
どうして、こんないい番組をNHK総合で(日本語で)放送してくれないんですかね?!やっぱ、ジャニーさんは”海外向け”だからOKしたってことだからなんっすかね?

小一時間はある番組なのに、録画することができないので全部は覚えきれなかったですけど、非常に興味深い内容でしたね~。ジャニーさんのインタビューはもちろん「Johnnys’ World」の舞台裏の映像もそうだし、キャストやタッキー、光一さん、関係者のインタビューも充実してました。そして、改めてジャニーズがあらゆる面で「規格外」だってことに気づかされました。

多少誤って解釈している部分もあるかとは思いますが、「英語でぜんぜん分かんなかった」と言う方の為に、ざっくりと内容をまとめてみますね。

Johnnys’ Worldの舞台裏

3チェさんの厳しいダンスリハの映像や、リハーサル映像には映ってはいませんでしたが、ジャニーさんは毎回リハに顔を出していて、毎日のように脚本が変更されるそうで、これはもはや日常茶飯事とか。それにしても変更点が多いので、セリフを入れようとしてるキャストは「えー、そんなに変わるの?」と戸惑いも。スタジオには脚本に訂正を入れるスタッフが慣れた様子でPCをカチカチ。

キャストも「脚本はしょっ中変わる。ジャニーさんは変わるのが好き。幕を開けても変わる」と口ぐちに言い、綱渡りに挑戦した山田涼介くんは「(綱渡りをやると聞いて)この人、頭おかしいんじゃないか?って思った」とも。

100名を超えるキャストが着用する衣装スタッフが、会場にミシンを持ち込んでダダダダ縫い物してる映像はすごかったですね~。ロビーに布団を敷きつめて寝ているジュニアくんたちといい、あのさながら野戦病院のような映像はゲネプロ時の映像なのでしょうか?

脚本の変更は多いジャニーさんでも、演技指導についてはキャストの自主性を重んじているようです。リハでキャスト同士が演技の確認をしあったり、時には意見が分かれ言い合いになったとしても、ジャニーさんは口出しは一切せず、ただ静かに見守っているそうです。

グッズを買い求めるお客さんの映像もありました。皆さんグッズを買うのは「結局、みんな買っちゃう。とても楽しい」そうです。娘さんに同行したお母さんは舞台について「私は息子でも見てるような気持ちだけど、でも楽しいですよね」と。

この放送を見た方が最も衝撃を受けたのは「出待ち(Demachi)」映像だったんじゃないでしょうかね?あんなサービスがあるんだ~と、私も驚きました!山田涼介くんはカメラが入っていたこともあってか「キミは昨日も来てたね」とか、ファンにとっては嬉しいご指摘も。

この他に「少クラ」のバックステージも紹介されて、そこでは、わんさか集まったジュニアくんたちが先輩ジュニアくんたちからステップを教わったり、バク転を教わったりしていました。バク転を教えてたジュニアくんは「ジャニーズと言えばバク転って世間に思われてるから、この伝統は後輩にも伝えていかないといけないなと思って教えています」と殊勝なお言葉。中島裕翔くんもチビッコ相手に何度もステップを教えてましたね~。

ジャニーさんのバックグラウンド
ジャニーさんはロスで生まれ、生まれてすぐに第二次大戦が開戦した為に帰国。その後、またロスに戻ったそうで、お父様はお寺を持っていらしたそうです(お坊さんだったとは言ってないんですよね。He had a Buddhist Templeと言っていたような)。で、日曜学校を開いたり、日本からロスの(おそらくリトル・トーキョー)に慰問にくる歌手の皆さんをお披露目する適当な会場がほかになかったので、お寺なら人も集められるしということで場所を提供したりしていたそうです。

ジャニーさんは野球が好きで「ジャニーズ」というチームに入ってプレーしていたそうで、それが今日のジャニーズ事務所の名称の元になっているわけです(これは有名なエピソードなので、知っている方も多いと思いますが)。そんな野球小僧が映画「ウエストサイド・ストーリー」を見てからというもの一変するわけですね。友達同士で映画を見に行っては、それぞれが違うパートのダンスを覚えて、それを確認するためにまた観に行くという繰り返し。

住吉アナに「なぜ、テレビに出ないのか?」と問われると、「自分はパフォーマーではないから、そちら側(映る側)に行く必要がない。いつも観客と同じ立場でいたい。観客に混じっていると、いろんな感想や意見が聞けて参考になる」とも。

ナレーションでは、「たのきんトリオ」を始め、ジャニーズはタレントにカリスマ性を求めず、ファンとの距離を感じさせない”隣に住んでいる男の子”というアプローチに徹していると紹介されていました。

それと、デビュー前のJr.をいきなり歌番組などに出させて可能性を見るといった手法についても説明されてました。

住吉アナの「たくさんの子供たちを見ていて、どの子に才能があるかわかるんですか?」との問いには「分かるわけない」と(笑)。「ただ、どの子にもちゃんと目を配っています。ジュニアが100人いれば、100個の家族があり、それぞれにみんな(育った環境は)違っています。両親が離婚してて、おじいちゃんが亡くなったばかりの子がいて、その子にはもう母親とおばあちゃんしか家族がいない。つらいだろうけど彼は(舞台を)続けている。彼らから学ぶことはとても多いんです。彼らは生きる才能を持ってますから」。

ここで、住吉アナは感動の涙を流していらっしゃいました。

また、「自分のやりたいことをやっているのか?(何のためにやってるのか?)」と聞かれ、きっぱりと「お客さんの為です。だって、お金を払って来てくれているんですから。たとえ1分でもつまらないと思わせないように作ってますよ」とも。

関係者のインタビュー
ワーナーミュージックジャパンの社長さん
僕はジャニーズのショーを観に行くのが大好き。ジャニーさんは焦点が決してブレない。常にはっき