GANTZ PERFECT ANSWER #gantz_movie #arashi

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今回は初日舞台挨拶にはお呼ばれしなかったので、無理せず不参加。
なので、フツーに映画館に行って見て参りました。
舞台挨拶とかって、どんな映画でも何んだかんだキャストのファンが多いので、圧倒的に女性が占有してるんですが、こうやって純粋に映画を見に来る、しかも”公開初動2日間”に足を運ぶお客さんを知るっていうのはいろんな意味で勉強になりますね。
私の地元のシネコンではレイトショーにもかかわらず、学生風情の男子グループやカップルが多かったので、客の半数は男性でした。まぁ、ニノでも出てなけりゃ女性は普通この映画は見ないわけですから、当たり前っちゃ当たり前なんですが。
           ※※ こっからネタバレです ※※

PART 1の出来が非常に良かったので、期待ムクムク高まっていたのですが「やや惜しい」感じでした~。
オリジナルストーリーとはいえ、ちゃんと原作ファンにも敬意を払った設定も随所に感じられ -例えば、ホスト侍やきるびるをベースにアレンジされた黒服集団や、多恵ちゃんがターゲットになる、かつての星人ハンターがまたGANTZ部屋に戻って来る、GANTZに異常発生、加藤と西が生き返るetc…- それはそれで許容範囲ではあるのですが、なんかラストが無理くり過ぎたかな・・・。松ケンいっぱい出て嬉しかったけど(しかも、加藤”星人”なにげにめっさカッコよす)。
なんかね、アメリカくさかったですよ、収拾の付け方が。
復讐の連鎖を止めて戦わない道を選ぶってとこまではいいんですけどね、にわか原作ファンの私に言わせれば計ちゃんの最後のクダリが余計というか感動を通り越して萎えてしまいました。
あと、やっぱ長いっすよね。
山田氏の部分を削除して(笑)もっとコンパクトにまとめたら、スピード感もあって良かったんじゃないかしらん?
綾野剛くんは良かったですね~。
別に黒服集団じゃなくて、まんまホスト侍の設定で良かったんじゃないの?
彼って本当に得体の知れなくて、やたらめったら”つおい”役がぴったり!あんなにフェミニンなのにね。
アクション、美術、特効、映像、すべて文句なく圧巻の出来なんですよ!!
だから、すこぶる惜しい。
戦慄するほどの感動とまでは言わないけど、もう少しキャラクターに感情移入したかったな。
しっかし、驚くべきは後半の戦闘シーンですよ。桜井、おっちゃんとバッタバッタと味方が死に、多恵ちゃんまでバックリやられるのは驚異でした。そして、GANTZ部屋に戻ってからの銃撃シーン。あれは、もうタランティーノクラスの血まみれ度で、よくまぁジャニーズさんがOKしたなぁと感心しましたし、PG12でえぇんかいな?とも思えるほど残酷極まりない。考えてみれば、ニノは「硫黄島からの手紙」、松ケンは「男たちの大和」や「カムイ外伝」で、充分凄惨なシーンは演じてきてはいますが・・・。
結局、気持ち良く皆殺しになったのは最後の最後に計ちゃんの残りの人生と引き換えに、皆生き返ることができたからなワケで、ここがちょっとね、魂売り過ぎてヤラシーなと感じてしまうわけです。機嫌とってるような気がして。
地下鉄とビルの屋上での殺陣は聞きしに勝るスピードでしたねぇ。早乙女太一もビックリですよ(笑)。
あの、アナログなアクションとCGの融合がいいですね。人の動きがアナログなのが戦闘シーンに説得力を増しています。で、地下鉄で計ちゃんが電車から放り出されて、また戻るシーン。ホームを疾走している計ちゃんはスローモーションなのにスピードがあって、しかも原作の計ちゃんにソックリ!で、鳥肌もんでした。
アクション、CG、残虐シーン含め、日本映画で、しかも娯楽作品でここまで描けているのは今までになかったなと思いますし、総体的に充分丁寧に作られていて製作スタッフの愛情も随所に感じられるので、決して否定的な評価は下らない映画になっていると思います。怪獣モノ以外で、唯一荒唐無稽なストーリーを「らしく」見せることに成功した日本映画なのではないでしょうか?
それだけに、やっぱちょびっと惜しいんだよな~。
うーん、ひとつまみ塩が足りていないって感じでしょうか。

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