Endless SHOCK 3/8(火)昼の部 #shock_2011 #domoto #kinkikids

47

こんな、あたくしでも3回目のSHOCK観劇となりました(ペコリ)。


観劇には、つたない”つぶやき”をかましまして、光一さんファンの皆さん!大変失礼致しました。
つぶやきの補足をブログに残しておこうと思います。内博貴目線なのでご勘弁下さいまし。
昨夏の公演は準備期間も充分にないということと、成熟したカンパニーの中にアウェー状態で入っていかなければならない状態だったので、どこか”逃げ”というか言い訳できる状況にいたと思うんです。でも、今回は許容範囲もぐっと狭くなり、それはカンパニー内でもそうだし観客も目もそうだと思います。そんなプレッシャーの中(と言っても、内博貴は強心臓の持ち主なので、大してプレッシャーには感じてなかったと思うけど・笑)、良く溶け込んでたな~と感心しました。ウチだけが「浮いた」感じが全くしなかったので。もちろん、百戦錬磨の光一さんファンの皆々様の目線は、もっと厳しいのかもしれませんが。
ウチの告白シーンで大勢のお客さんが涙してらして、そのすすり泣きを聞いて感動してしまいました(笑)。第三者的な言い方で一刀両断してしまうと、彼は芝居もダンスもまだまだ完成度は低いんだと思うんです。でも、ハートでぶつかってくるというか、言葉や表情にソウルを感じるというか、それはウチと内博貴の人物像が近いせいもあるんですが、その情熱のこもったお芝居が見ているお客さんにも伝わるんで、技術的なことよりも感情が揺さぶられてしまうんですよねぇ。それが内博貴というキャストの最大の魅力で、彼の技術をカバーする最大の武器だと思いました。
私としては彼の泣く演技そのものよりも、甦ったコウイチの体に触れて、その氷のような冷たさに絶望する表情や、真剣を握らされた時に必死に避けようとするウチの演技が、もう演技には思えなくて・・・、豊穣たる彼の感情の噴出に圧倒されてしまいました。ダンスも今彼にできる120%の力が出ていたと思いますし、ダンスにも柔軟な表現力が増したように思えました。昨年のような周りに追い付こうとする必死さから脱却して、ただ自然に”集中”している。特に「夜の海」のバックダンスは、無心で音楽にただ身を任せながらも、目線や手の動きがエモーショナルで流麗でした。
ノーミスは当たり前なんですけどこれを1日2回ここまで続けてきたんだな~と思うと、内ファンとしては、もうそれだけで十分な感動を覚えます。体もしっかり絞れてて動きやすそうだし、目の下にクマも出来てないし(笑)、何より声が持っているのがスゴイなーと。
殺陣も動きに遠慮がなかったし、ドラムも全く危なげなかった!そして、歌を通じて自分のプレゼン方法を充分に知り尽くしている内博貴の得意技も存分に発揮されていて、それは長く残した前髪だったり、タンクトップの肩だったり、長くて美しい手だったり・・・そこは怠りなくしっかり表現してましたな(笑)。
最後にEndless SHOCKの「殺陣」についてですが。
「薄桜鬼」と比較してばかりで恐縮ですが、やっぱり基本的に見せ方が違うので別物だな~と思いました。まず、SHOCKの殺陣はBGMがマーチなので、一定のリズムが刻みやすく一手一手がサウンドと共に決まっていること。もし、タイミングを外してもマーチで呼吸を整えやすい。でも、反面すべてがキッチリ決まっているので、例えば「薄桜鬼」の早乙女太一くんのように、毎回間合いを変えてくる人と合わせるのは難しいかな・・・。ミュージカルであるSHOCKの殺陣なので、当然軽やかでクイックでダンサブル。「薄桜鬼」は肉弾戦ですから、どちらがより難しいとも、優れているとも簡単には言えないですね~。この両方を持ち合わせているのが劇団新感線だと思います。
今回、3回目にして初めての1階席だったので、ようやく本当のEndless SHOCKが見れたような気がします。不思議と2階で観るよりずっと全体を見通すことができましたし、ダンスの動きにも芝居が反映されているんだな~ってことにも気付きました(ミュージカルなんだから当たり前か?)。
まだ、3週間もあるんだ・・・。Gyo!としますねぇ(笑)。
カンパニーの皆様、どうか最後まで怪我なきようお励みくださいませ。
JUGEMテーマ:演劇・舞台