KinKi Kids登壇の初日舞台挨拶の後に、映画「ラッシュ」を観ました。
舞台挨拶が終わるや否や、映画館を出る人が例によって多くて
特に今日は平日という事もあってか、結構な人数がいなくなってました。
剛さんも光一さんも言ってましたが、
この映画を何度も見返したと
見れば見るほど、新しく気づく点もあって
役者の演技も素晴らしいと
男のロマンというか
バカさ加減というか
女性も共感できるところがあるとか
まぁ、F1を知らなくても
ヒューマンドラマとして楽しめるとの事でした。
剛さんも泣けるから、ハンケチ(←これ剛用語ね)のご用意を!って仰ってましたよ。
確かに、泣けるは泣けました。
そして、なにより、あの大画面でドルビーステレオで迫ってくるので
スピード感たるや、とにかく怖ろしいの。
F1レイシングの怖ろしい部分をハイライトしている時代というか
あの安全性よりコマーシャリズムを優先している時代の産物というか
こんな風に様々な犠牲の上に、近代スポーツの安全重視の確立が施行されてきたんだな、と再確認できる映画でした。
F1だけではなく、格闘技やサッカーもオリンピック競技も、あらゆるスポーツはケガや事故の危険性が伴う訳ですが、確かにF1はその最たるスポーツですからね。
昔つきあってた男が車好きで、F1も好きで黄色いロータスを運転していたんですが
そいつがいつも言ってましたもん
「F1を観てる人はみんな心の中でクラッシュが観たいと思ってる」って。
光一さんに聞かせたら、ブチ切れそうな話ですが、よくそう言ってましたよ。
レースシーンも勿論多いのですが、
私みたいなのは、どれに誰が乗ってるのか、なんかよく分からないし
映像はスピードの臨場感を存分に出せてて、
本当に怖い位でしたが、
なんか映画として、伝わり難い感はありました。
ニッキとジャイムスについても
あれを友情って呼べるの?って思っちゃったし。
女には分からないかな、やっぱ。
どっちのキャラクターも好きになれないし、共感できないし
魅力を感じないと、やっぱストーリーにも魅力を見いだせない所はありますね。
クライマックスシーンが日本って設定なのですが、
あのはめ込み映像にもちょっと雑さが感じられて・・・
雨のシーンは確かに黒沢って感じで
全般的に映像は興味深かったですが、
あのレベルなら他にも沢山あるし・・・
やはり、男の映画って感じです。
男が観るべき映画。
キレイなお姉ちゃんのぱいおつも沢山出て来るしね。
エンディングロールの終わりにKinKiさんのイメージソングに乗せて
映画の名場面が流れるのですが、
この編集を光一さんが大絶賛してました。
前半がニキ中心の映像で、それが歌詞に合っていて
後半がジェイムズ中心になって、最後に二人のシーンになっていく
本当によく出来ていると感動していましたので、
その辺もお見逃しなく!
ジェイムズ・ハントのセリフで日本語だから伝わり難かったけど、
クソだったか、うんこだったかと韻を踏む名前だと言ってた件は
シャイト(Shite)かな?
シット(shit)だと、ハントと韻を踏まないし。
まぁ、シャイトも韻踏まないけど。
泣いた部分は、やはりクラッシュのシーンですね。
クラッシュして、やけどを負って、剛さん曰く「吸引のシーンがキュインキュイン」のシーンですね。
剛さんがふざけてたの「ここだ!」と思ったけど、笑えないよ。
泣いたよ。(安心して、光一さん)
ほんと、怖い映画でした。
正直、ヒューマンドラマの部分ってどこ?って感じでしたよ。
私には↓の映画の方がよっぽどヒューマンドラマな感じがしました。(スポーツと悪天候事故系の映画としての比較)
ロン・ハワードって、あのアメリカン・グラフィティに出てた
いかにもヤンキーって感じのあの男の子だったんですね。
驚きました。
↓
一言で言うなら、KinKiさん出てなかったら観てなかったし、私向けではないかなって思いました。