KinKi KidsのCDデビュー20周年記念イベント『KinKi Kids Party! ~ありがとう20年~』が、7月15・16日に横浜スタジアムで開催された。突発性難聴を発症した堂本剛は、いまだ完治に至っていないため、中継での“生出演”となり、当日のステージには堂本光一のみが登壇。しかし、会場にはジャニーズ事務所の仲間も応援に駆けつけるなど、笑いや感動にあふれたイベントになったようだ。
剛は左耳が突発性難聴と診断され、都内の病院に入院。6月28日放送の『テレ東音楽祭2017』(テレビ東京)には堂本光一のみが出演し、助っ人のTOKIO・長瀬智也とともにキンキの楽曲「全部抱きしめて」を披露していた。剛は7月4日に退院するも『KinKi Kids Party!』までに完治とならず、ジャニーズ事務所はイベント開催2日前の段階で光一のみがステージに立つと発表。ファンの間ではどのような形で剛と光一が絡むのか、どんな内容になるのかと注目が集まっていた。
「1日目の会場には、長瀬や後輩の生田斗真が駆けつけました。長瀬は光一と一緒に『全部だきしめて』と『硝子の少年』を歌い、生田は『雨のMelody』でダンスも披露。剛がいる中継先には、光一主演のミュージカル『Endless SHOCK』に出演しているジャニーズJr.内ユニットのふぉ~ゆ~が登場し、現場を盛り上げていたそうです。また、光一は当初タキシードを着ていたものの、途中で生着替えを行うと、デビュー当時の剛の顔がプリントされたTシャツを着ていたとか。別場所の剛も着替えると、逆に光一の顔がプリントされたタンクトップ姿に変身。ファンはこうしたキンキの“相方愛”に大感激だったようです」(ジャニーズに詳しい記者)
光一はステージ上で「万全じゃない剛くんを隣に置きたくなかった」と話し、「ドクターストップだけじゃなく、“光ちゃんストップ”もかけた」とも明かしたとのこと。「ステージの上に防音室を作る」など、さまざまな手法を検討した結果、今後も2人で歌っていくために離れた場所からの映像出演を決断したそうだ。
そして、16日は、さらに多くのゲストが集結。タッキー&翼の滝沢秀明、Sexy Zone・佐藤勝利、KAT−TUN・中丸雄一&上田竜也、NEWS・増田貴久、嵐・相葉雅紀&松本潤に加え、剛側には光一と仲が良いことで知られる内博貴の姿があったという。そんな豪華な布陣が登場した2日目もキンキの“絆”が感じられる場面が多数あり、ファンの涙を誘った。
「ステージと剛の中継先では回線の問題かタイムラグが生じていたそうですが、光一は剛に『ズレてもいいから一緒に歌ってみよう』と提案し、バラードの『もう君以外愛せない』を選曲。ステージを見たファンからは『2人がうまく合わせながらの「もう君以外愛せない」は、今まで何度も聴いた曲なのに今日は一層心に響いた』といった感想が続出していました。ほかにも、光一はゲストが来るたびに『ここ剛くんの場所だから』と、立ち位置に文句をつけていたといい、ファンは『ひたすら剛の立ち位置を守り続ける光ちゃんが愛しすぎた』『光一さんがゲストに「ここは剛くんの立ち位置」としきりに言っててキュンキュンした』と、光一の熱い思いに感動したようです」(同)
一方、キンキは中居正広が司会を務める音楽特番『音楽の日』(TBS系、15日放送)への出演を予定していたが、今回は剛の体調不良のため不参加となった。16日の公演で2人が語ったところによれば、中居は光一&剛にメールで激励のメッセージを送っていたそう。光一へのメールでは「1人でステージ立つのか? 大丈夫か? 乗り切れ!」とエールがあり、剛には心から“完治”を願うように「絶対完治だからな。完治、完治、完治!」と、力強い言葉が並んでいたとか。詳細な内容は明かされなかったものの、剛のもとには木村拓哉からもメールが届いていたという。
全文は以下にて。
情報源: KinKi Kids、中居正広&木村拓哉からの「激励メール」明かす! 剛不在の20周年イベントに感動の声|サイゾーウーマン