SMAPの中居正広と香取慎吾が5月15日、ボランティアで熊本地震の被災地である同県御船町を訪問。中居は4月24日に熊本市内の避難所を訪れ、さらに5月7日にも南阿蘇の避難所などを訪問しており、今回で3度目だ。しかし、今回もまたテレビ各局の情報番組では、大半で「取り扱い禁止」の方針が出されている。
ある情報番組のディレクターによると「事前にジャニーズ事務所やタレント当人から訪問が伝えられていないので、映像素材がない。だから、どっちにしても大きく伝えることはできないんですが、問題はスポーツ紙の紙面紹介コーナー」だという。「各紙も同様に現地取材できていないので記事の扱いは小さいですが、ニュースとしては大きな話なので、紙面紹介のコーナーで扱えるかと思っていたら、プロデューサーから前回同様『取り扱い禁止』を伝えられました。理由は聞いてないです。日頃ジャニーズから圧力があったりはしませんが、ジャニーズ側とは芸能情報を統括する局の芸能デスクがウラで話し合いをして諸々の方向性を決めるので、おそらくはそこでNGが決まったんだと思います。そうでもなければ、ほとんどの番組がNGなんてありえないです。番組制作側とすれば視聴率を上げるというのが目標ですから、扱えるなら扱いたいんですが」(同)
中居と香取は今年1月の独立騒動で、計画を進めた元チーフマネジャーの飯島三智氏に最も近かったとされる2人。そのせいか、ジャニーズ事務所の実質的なトップであるメリー喜多川副社長に厳しい目を向けられているともいわれる。
だが、2人が表立って事務所に反する行動を取ることは、契約上の問題が出てくる話。そこで出た行動が「プライベートでの脱ジャニーズ」だった。オフの間に何をしようが、それはタレントの自由。ジャニーズ事務所が嵐を中心に支援プロジェクトを進めている中で、その方針に背を向ける行動であっても、あくまでプライベートであれば問題はない。実は中居らには「飯島氏に付いていた強力な弁護士が付いていて、事務所に隠れてアドバイスを受けている」という話もあり、ジャニーズと表立っての問題にならない範囲での絶妙な“事務所内独立活動”をしているようにも見える。
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