A.B.C-Z初シングル、オリコン1位も「売り上げの低さ歴然」「舞台チケットも放出続き」の記事

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A.B.C‐Zにとって初のCDシングル「Moonlight walker」が9月30日にリリースされ、オリコン週間シングルランキングで1位を獲得。2012年2月にDVDシングル「Za ABC~5stars」でデビューという異例のスタートを切った彼らだが、念願の初CDシングルは初週売り上げ8.0万枚と2ケタには届かなかった。

アクロバットを得意とするA.B.C‐Zは、ジャニーズ初のDVDシングルでデビュー。その後、メインボーカルを務める橋本良亮の強い願いもあって、昨年3月にはDVDの収録曲やジャニーズJr.時代に歌っていた曲を集めたアルバム『from ABC to Z』をリリースしたが、初週売り上げは3.9万枚で、初登場4位という苦い結果となっていた。しかし、今年5月にリリースされた実質初のオリジナルアルバム『A.B.Sea Market』は前作を上回る初週4.8万枚を売り上げ、週間アルバムランキング1位に。そんな中、今回は満を持しての初CDシングルで、初回限定盤A・B・C、通常盤の4種に加え、A.B.C‐Z SHOP盤は個人バージョン5種の計9種類を販売したが……。

「近年のデビュー組と比較すると、売り上げの低さは歴然。昨年4月にデビューしたジャニーズWESTはデビュー曲『ええじゃないか』が初週26.2万枚で、Sexy Zoneの『Sexy Zone』(11年11月)は初週17.3万枚、Kis‐My‐Ft2は『Everybody Go』(11年8月)で初週31.6万枚を記録していました。さらにHey!Say!JUMPは『UltraMusicPower』(07年11月)が初週24.7万枚、『Real Face』(06年3月)でデビューしたKAT‐TUNは初週75.4万枚と、いずれのグループも売り上げが1ケタはありません。A.B.C‐Zの場合は初シングルとはいえ、すでにDVDシングル7作&アルバム2枚をリリースしているだけに、他ジャニーズグループファンからの“ご祝儀買い”も少なかったのかもしれませんね」(ジャニーズに詳しい記者)

そんなA.B.C‐Zは13年に出演した『芸人報道』(日本テレビ系)で「もっとテレビに出たい」とアピールしていたが、今年に入ってから塚田僚一がテレビ界で活躍を見せており、『アウト×デラックス』(フジテレビ系)のレギュラー入りをはじめ、数々のバラエティに出演。10月3日放送の『オールスター感謝祭』(TBS系)には「今年!大活躍チーム」という括りで、お笑いコンビ・ピースの2人と、とにかく明るい安村とともにクイズに挑んだ。「塚田のテレビ露出で徐々にグループの人気・知名度も上昇してきているものの、今回のCD売り上げには結びつかなかったようです。また、A.B.C‐Zは10月7日から東京・日生劇場で舞台『ABC座2015』がスタートしていますが、チケット売買サイトには開幕前の時点で1,200件以上ものチケットが出品され、現時点でも1,100件が出ています(7日午後5時)。人気の舞台ならすぐに注文が殺到するはずなのですが、高いものは前列で20万円台から定価の9,000円と同等のチケットや、1万5,000円前後が多数出回っていた状況です」(同)

情報源: A.B.C-Z初シングル、オリコン1位も「売り上げの低さ歴然」「舞台チケットも放出続き」|サイゾーウーマン