Endless SHOCK VS 薄桜鬼 炎舞録

58

薄桜鬼~BPM~薄桜鬼~BPM~だったので、なんだか頭が混乱してきてる今日この頃でございます。

今日も薄桜鬼を観劇したんですけど、なんか舞台が暗くなってシーンが変わる度
光一さんとカンパニーが出てくるような感じがしちゃったり
誰かが歌って踊り出すんじゃないかって、期待しちゃってた自分がおりました。

舞台って当然進化するじゃないですか?

この「薄桜鬼 炎舞録」も色々変わってきてます。

まず、早乙女隊の冒頭の拍手は全くなくなりましたね。
あれって、最初の内だけなんですかね?

あと、一部のはっちゃけキャスト陣がカーテンコールでもっと騒いで!とツイッター等で煽るので、スタンディングオヴェーションが始まったり、ジャニーズさんのLIVEの様に黄色い声が飛んだり、キャストに手を振ったりなどなど活気を増しています。

座長の早乙女さんからも、「ご来場、ありがとうございました!」みたいな挨拶も加わりましたしね。

あと、伊崎くんや武田くんが上演後に突如ステージに現れたり、開場前のロビーの物販でサイン会をしたりしてるみたいです。

ジャニーズさんと違って、色々なシステムがフレンドリーだから、新しい発見等も多くて楽しいです。

先日は、モノレールに、どう考えても一般人じゃないイケメンくんが乗ってたり。
キャストではないんですけど、きっと観劇してたんでしょうね?
でも誰だか分かんないの。

「12人の優しい殺し屋」の時も、同じ電車にキャストやらが乗ってたけど、周りの人は全然気が付かないじゃないですか?
自分だって舞台見る前は知らなかったわけで・・・
そういう感じじゃないかと。

あと、幕間にロビーで握手を求められたり、サインしてたりする人がいるんですけど、
あたしには、誰だか分かんないの。
結構なイケメンさんでしたが だれ???みたいな。

だってね、NEWSとか関ジャニ∞とかのメンバーを知らない人も世の中には沢山いるわけでしょ?
私なら彼らがいたら根こそぎ分かりますが、ジャニーズファンじゃなければ、だ~れ~??って感じでしょ?

そんな感じなの。

そしたら、うららさんが「なんか、いのうえひでのりがいるらしいよ」って言うんで、その人の特徴を聞いたら、めっちゃ何度もすれ違ってたおじさんだった。

とにかく、誰、あれ?って感じの人がいつもうんじゃりいるんですよ。
キレイな女性とかも。

なんか、ジャニーズさんとは全然違う空気です。

あと、薄桜鬼のアニメやゲームのファンもいるみたいだし、キャラクターのコスプレもいたり。

ところで、今日は最後の了席じゃなかった、良席だったんですが、やっぱ殺陣の迫力とスピードが半端ないんですよ。

今日はなんかすごく冷静に一連の殺陣を間近に見れて改めて気づいたのですが、
木村了くんに至っては、出てきては殺陣、出てきては殺陣で、
しかも、後ろ蹴りしたり、パンチがあったり、飛んだり跳ねたり、片手持ちだったり、両刀だったり、
とにかく、すごいんですよ。
多分ケガは完治したっぽい。
殺陣初心者とはどっからどう見ても思えない完成度なんですよね。
2幕の歳三vs千景戦では、早乙女さんが勢い余って舞台セットにぶっとんでました!

しかも、鬼役だから、息が上がったらいけないので、よく客席に背を向けるんですよ。
そんな事にも気づきました。
セリフも息が上がってるのを隠すような、すごい呼吸法を編み出してるんだと思いますよ。
あと、殺陣とセリフが被ったりする時のセリフの息遣いがリアルでステキなのぉ~~。

そしてなにより、素晴らしいのが早乙女太一様の殺陣ですよ。


この人の殺陣は別レベルです。

一見の価値ありですよ。

今まで舞台で殺陣って「Endless SHOCK」でしか見た事がなかったじゃないですか?
まぁ、「あずみ」とかでも見ましたが、別に殺陣がそんなに記憶に残るほどじゃなかったんですが、
とにかく長年、あの光一さんの正統的な殺陣に魅了されていたわけですよ。

が、しかしですよ。

早乙女太一さんは殺陣師が教える事はないって位の殺陣の天才らしいのですが、
もうね、
言葉で表現できない。
あの殺陣は。

スピードもさることながら、
本当に斬ってるみたいだし、
華やかで舞のようなんだけど、
無駄な動きがないし、
刀の動きもものすごい大きいの。
あの狭い舞台で。

まるでスポーツのようでした。
テニスとか野球とか、ゴルフとか。トップレベルの。

今日はつくづく感動させられましたね。

そして、Endless SHOCKと比べて、
どっちの殺陣の演出がすごいかな?って気になり、早速DVDでチェックしてみました。

ちなみにちびっとだけ、SHOCKを髣髴とさせるシーンが「薄桜鬼」の中にあるんですよ。
それは、木村了くん演じる鬼族の頭首・風間千影さまがセリの上で羅刹に斬られるシーンがあるんですが、
そのセリは階段に繋がってて、まるでSHOCKの大階段みたいな配置になるんですよ。いや、ゆーても、あんなに豪華ですごくはないですよ。
階段もたったの10段ぐらいしかないし
でも、その階段の上で断末魔の叫び声を上げる時に、コウイチが刺されたシーンを思い出しちゃうんですよね。

あと、早乙女太一くん演じる土方歳三が吸血衝動に駆られてその階段上で喘ぐシーンがあるんですが、階段上で数段落っこちちゃったり、ちょっと転がりかけたりするんですよ。

でも、私の様にSHOCKを見慣れた人は、なんも心配せんと普通に見てるんですが、太一くんファンの中では結構大騒ぎになってて、
「ケガしちゃったんじゃない?」
「階段で危なかった」
って心配してるんですよね。

なんかSHOCKに慣れるって”恐るべし”って思いましたもん。

DVDを見比べて思ったのは、
コウイチは甲冑着てるし、帝劇は天王洲銀河シアターの倍以上は広いだろうから、確かに比べようもないんですが、
SHOCKの方は最初実際に殺陣をしてる時間が短いんですよね。
前半は殺陣を激しく長くしているシーンはあまりないんですよ。
けど、後半に大階段が出てくるあたりから薄桜鬼並に激しくなって長いんですよね。
あれは「薄桜鬼」で早乙女太一くんが演じてる殺陣より、はるかにハードで長いかも知れません。

でも、殺陣にめっぽう詳しいうららさんによると、

SHOCKはBGMがあって、音楽がきっかけになってるから、殺陣もダンスのようにやりやすいはずと(なるほど・・・

薄桜鬼は音楽があっても、リズムを取れる感じじゃないだろうから、難しいっちゃあ、難しいかもと(なるへそ・・・

まぁSHOCKは殺陣だけを見せる舞台ではないので、比較してもしょうがないんですが、
どちらもすごいレベルである事は再確認できましたとさ。

では、次回はBPMで。

さいなら。

JUGEMテーマ:堂本光一