日本レコード協会は9日、国民的アイドルグループである「SMAP」のシングルCD「世界に一つだけの花」の累計出荷枚数が300万枚を超えたと発表した。2003年3月に発売した同シングルはSMAPを代表する楽曲の一つ。ただ、SMAPが所属するジャニーズ事務所は同グループの12月31日を持っての解散を8月14日に発表。それに伴い、同曲の購買運動がファンの間で盛り上がっており、出荷の増加につながったとみられる。9月9日はSMAPのデビュー25周年記念日だった。
SMAPを巡っては今年1月に独立・分裂騒ぎが勃発。グループの存続などを求めるファンが同シングルの購買運動を始め、300万枚超えが視野に入っていた。音楽情報会社オリコンによると8月18日にはデイリーの売り上げランキングで1位に浮上していた。
出荷枚数300万枚超えのシングルCDは1999年3月に速水けんたろうさんと茂森あゆみさんが出した「だんご3兄弟」が初めて。「世界に一つだけの花」は2例目となる。
情報源: SMAP「世界に一つだけの花」出荷、300万枚突破 :日本経済新聞