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銭ゲバの三國家を訪問
JUGEMテーマ:松山ケンイチ
また来ちゃった(テヘッ)
昨夏にも訪れた新宿区~文京区のアカデミックな地域。
前回は三國家のお屋敷となった「和敬塾」のガイドツアーに参加したのですが、ここの写真を撮ってくるのをすっかり忘れていまいました・・・。
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三國家の門としてロケで利用されておりましたが、門は屋敷の外観で使用和敬塾とは別の建物です。
すぐ近くにあるんですけどね、蕉雨園(しょううえん)と言うらしく、お武家さんの屋敷みたいで立派な外観です(塀越しにしか見れないけど)。おそらく、ここもまたこの辺りにある和敬塾や、永青文庫と同様に細川家の下屋敷跡だったのでしょうかね。
私はこの辺りの町並みがとても好きです。
神田川沿いは、ずーっと桜並木が続いていて、春はさぞかし美しいことでしょう。
冬枯れてはおりますが、こじんまりした庭園も点在していて、椿山荘のガーデンも含め見ごたえがありますよ。

和敬塾から神田川へと抜ける胸付坂(むなつきざか)の下に大銀杏の木が祀られております。
この坂の上には永青文庫や三國家の門(蕉雨園)があり、坂の下右手にこの大銀杏、左手に芭蕉庵があります。
雌雄対になっているのかな?
さぞかし豪勢に黄金色の葉がつくんでしょうね~。
すっかり散っちゃいましたが、脳内で想像するだけで圧倒されます(ギンナンくさそうだけど・笑)。
散策していたら、早稲田大学のキャンパスに抜けました。
センター試験だったんですね~。
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キャンパス内には演劇博物館があって、イギリスのグローブ座と同じような建築様式の趣のある建物でして、内部を見学してきました。早稲田には2度ぐらい学祭で訪れたことがあるんですが、人が全くいないと全然印象が違いますね。
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外観よりも中がすごくて!床も階段もギシギシきしむんです(うぐいす張りみたい)。
ちょっと埃くさいけど、なんかこの中にいると日本じゃないみたいです。
展示物も非常に興味深くて、大学にゆかりのある演劇に携わった方々の貴重な資料などが人物別、年代別に納められています。帝国劇場が建設されるまでとか、完成当時の模型なんかもありましたよ。
興味がある方は東京グローブ座でお芝居を見るついでに寄ってみてはいかがでしょうか?
早稲田大学の構内新旧の校舎がステキなバランスを保っています。
実は、またここを訪れようと思ったのは「ノルウェイの森」のワタナベが通っているのが早稲田で、寮は和敬塾なのでは?という説があったからです。私自身、昨年和敬塾を訪れた後で小説を読んだのですが、文章を読んで浮かんでくる光景がまさにこの辺りだったんです。
実際に映画をここで撮ったかどうかは分りませんけど・・・。