銀幕版 スシ王子！千穐楽に行って参りました。

なんかね、今日が銀幕で見れる最後だと思ったら、どーーーしても見に行きたくなっちゃって、仕事をずらして午前中にさっくり見に行って来ました。
（だって、師匠も言ってるじゃないですか、「次はないと思え」って）
軽く数えて、20人くらいは入ってましたよ。
他の作品がどんだけかは、今回チェックしませんでしたが・・・。
しかし、これが見納めかと思うと、なんだかちょっぴり悲しい気分になりました。
司くん期間が長かったし、もう割烹着に豆ハチマキ姿が見れないのかと思うと、胸がしゅんとしちゃった。
それにしても、割烹着に豆絞りハチマキ姿なのに、あんなにお人形さんみたいに着こなせるって、滅多にいないですよね。
ロイヤルドルトンかマイセンの陶人形にして、飾って置きたいくらいですもん。
今回、興収目標に達しなかったわけだから、当然続編も海外上映もないって事に決定なんですよね・・・
まぁ、興収が全てではないと、私は思います。
出来ればもっと興収が見込める作品か、「キサラギ」や「木更津」の様に興収度外視でも業界ウケが良くて、キャストへの評価も高まるような作品や、ギネスホルダーや菊田賞受賞者である光一さんや事務所が、何らかの”新記録樹立”として、履歴に残せるような輝かしい作品に恵まれてたら、とは、正直心の隅でたまに思ったりはしますが、私はスシ王子で良かったと思います。
シロウトの推測に過ぎませんが、中押しに主役を出さなかったり、CDのプロモーションがミニマムだった事も含め、事務所的には、はなっから光一さんのイメージ保護に徹底して早期撤退を図っていたように思える節もありますが・・・・。
公開前に試写会が異常に多かったのも、良くなかったんじゃないのかしら・・。
例えば、光一さんが全国回るんなら、むしろ、健ちゃんやヤマピーや岡田くんや松山ケンイチくんの様に、公開が始まってからの方が興収にも貢献できて効果的だったと思うし、上映前のPR目的なら主要都市以外は、中丸くんだけでも充分だったんじゃなかったのかとも・・・。
まぁ、あれだけの名だたるプロの出資者の方の裁量なのですから、当然確固たる効果が見込めるから、そうしたんでしょうけどね・・・。
まぁ商業的結果はどう転じようと、光一さんという方は、どんな結果においても失うものはなく、何かを得れる、そして努力していればいつかどこかで成果が現れると考えている方だと思うので、ファンは彼を信じ、次なるプロジェクトでまた私達を楽しませてくれる事を期待し続けるのみです。
プロジェクトのサイズや数字はどうであれ、光一さんが全力で挑むプロジェクトなら、ファンにとっても得るものがあると思いますし、これまでも期待を裏切られた事はないですからね。
確かに「スシ王子！」の様な作品は、日本ではどうしても市民権を得る事が難しいだろうと、ハーレム内でも予想はしていたのですが、やはりそういう事なのでしょうか。
これが堤さんの全盛期に発表されていたら、もうちょっと違う受け取られ方をしたのかもしれませんが。
また、最近のドラマの視聴率を見ても分かるように、SMAPやジャニーズが出てれば視聴率が取れるという事ではなくて、むしろ逆効果にすら転じる事もあるように思えるし、ジャニーズが主役というだけで、自動的に客層が寡占化してしまう傾向もあると思うんですよね。
ライヴと同じで、男性が食いつく比率は低くなる事は必至だし。それだけで、既にほぼ50%の客を失う事になりますからね。
ジャニーズの中でもとりわけ光一さんの様なルックスは、一般男性にはシンパシーが持てないというか、ヘアスタイルやファッションの参考にすらなりえない存在だし、本当に難しいと思いますもん。
女性のあこがれの的だけど、男子があこがれるを抱けるほど、彼の男前な実態は世間一般には浸透してませんからね。
そうそう、先日、例の男子高校生がSmashing PumpkinsとSound GardenのCDを貸して欲しいと家に来た時に、彼のバイトの話になったのですが、その彼が、
「お昼どきの忙しくて、人が超並んでるってのに、おでんを注文してくる客がいるんすよ、ちょ空気読めよーーって、いらっとするんすよね」みたいな事を言ったので、私はこう返してやりましたよ。
「サービス業に従事したる者が何を言うか！例えバイトであっても、お金を貰っている限りはプロ、故に
”客が欲するものを知れ！”
”相手が何をして欲しいかを見抜け！”
そして、最高のサービスを提供せよ」ってね。
それから、「今の「スシ王子！」の映画で出てくるセリフなんだけど、ホント奥が深いっていうか、色々考えさせられる映画でさ、だから映画見にいった方が良いよ」と、付け加えたところ、
「あー、今お金ないんで、じゃDVD買います！」
キーサーマー、DVD買った方が高くつくじゃねーか、適当にかわしよってに

んじゃ、これから全仏見るんで、さよーなら。
また、来ます。