中居正広とともに『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)のMCを務めるなど、SMAPメンバーとも親交がある落語家・笑福亭鶴瓶。8日深夜放送の『今夜も生でさだまさし』(NHK)に出演した鶴瓶は、SMAPの活動が不透明な状況になっていることについて「こんな終わり方はアカン」などと持論を展開。ジャニーズ関係者への苦言ともとれる一言が、SMAPファンの間で話題になっている。
番組内では視聴者からのさまざまなお便りを紹介する中で、歌手・さだまさしが突如、「SMAPのことに関しては随分と心配のハガキが来てましたね」と切り出した。鶴瓶が「あぁ~、ねぇ……」と暗いトーンで返すと、さだは「なんかそういう情報は入ってますか? 報道について。SMAPのことがちゃんと伝わって来ないっていうことにファンはすごく苛立ってるし、辞めちゃう……解散しちゃうってことにすごく失望してる人が多いんでね」と、番組に届いた意見を代弁。
鶴瓶いわく、中居は解散に関して「一切言わない」そうだが、「まぁ雰囲気でわかりますよね」と、中居が何らかの葛藤を抱えていることを示唆した。さらに「僕らの感想ですけど」と前置きした上で「あんなん(SMAPみたいなグループは今後)出ないでしょ。だから、その出ない人のエンディングじゃないなと思うんですよね。あんな素晴らしい……。素晴らしいグループやから。やっぱり最後もね、解散するならちゃんとコンサートをして終わるべきだと思います。どこでしようが、いっぺん(5人で)集まってやるべきやと思いますね」と、主張した。
「一方、さだはミュージシャンの立場として『バンドというのは、やがていつかはなくなっていくものなんですよ』と言いつつ、SMAPの場合は『小旗を振るように送りたいと思うね。花吹雪で送りたいっていう気持ちはやっぱりありますよね』と、SMAPやファンを擁護する鶴瓶に共感している様子でした」(ジャニーズに詳しい記者)
そして、あらためて鶴瓶は「最後やっぱり(コンサートを)してあげるべきじゃないかと思いますね」「ファンの人が可哀想やわ。本人らもやっぱりモヤモヤしてると思うよ。僕らが言うことじゃないけど、やっぱりお願いとしてはちゃんとコンサートをして『終わります』ということ。『さよなら』っていう。素晴らしいグループやったもん。日本が閉塞感があった時でも、あれだけの歌で楽しませてくれたんやからね。だからやっぱり……こんな終わり方はアカンよ!」と、ピシャリ。鶴瓶の熱弁を受け、さだがカメラ目線で「関係者の皆さん、ご覧になってらしたら1つの意見としてこれも聞いていただきたいと思いますね」とコメントすると、鶴瓶もカメラを見て「こんな終わり方はアカンよ!」と、念押ししていた。
一部報道によれば、事務所側は25周年の記念コンサート開催を促したが、香取慎吾らの反発により、実現しなかったと伝えられている。また、解散はメンバーの本意ではなく「事務所の意向」と信じているファンも多いだけに、今回の発言については「鶴瓶さんとさださん、『こんな終わり方はアカンよ』『関係者の皆さん』と声を上げてくれてありがとう」「さださんの『関係者の皆さん』がうれしい」「生放送でブッこんでくれた、さださんと鶴瓶さんの気持ちがありがたい。『関係者の皆さん』に響くことを願ってる」などと、感激していた。
全文は以下にて。
情報源: 笑福亭鶴瓶、SMAPは「こんな終わり方アカン」! 生放送での言及にファンから感謝の声|サイゾーウーマン