滝沢秀明(33)の主演舞台「滝沢歌舞伎 10th Anniversary」が、市内中心地にあるマリーナベイサンズ・グランドシアターで開幕した。セリフを必要としない演目を中心に構成。海外仕様のダイナミックなパフォーマンスと演出で観客を魅了した。 客席上空に雪が舞う中、滝沢が華麗にフライングすると2200人で満員の客席から大歓声が上がった。最後に出演者全員で歌う「WITH LOVE」の場面。シンガポールの人たちに、当たり前ではない雪を味わってほしい。演出も手掛ける滝沢のアイデアで、日本から小型人工降雪機12台を船で輸送した。
ジャニー喜多川氏が手掛ける作品の海外公演は今回が初めて。滝沢には座長のプライドとこだわりがあった。「ジャニーズのエンターテインメント、日本のエンターテインメントを詰め込んだショーにしたい。言葉で伝えるのは難しいので、パフォーマンスで伝えることを心掛けました」。
「義経」では雨をステージに降らせるなど、ダイナミックな演出を連発した。セリフを必要としない演目を中心に構成し、「鼠小僧」など日本を意識した演目から、フライングなどジャニーズ得意のパフォーマンスも盛り込んだ。ナレーションや歌詞表示は英語だが、トーク時間はなし。滝沢がオーディションした現地の子供12人がダンサーとして登場。現地で親しまれる民謡「ラサ・サヤン」を一緒に踊った。
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情報源: 滝沢秀明、タッキー歌舞伎でシンガポールに雪が舞う – ジャニーズ : 日刊スポーツ
タッキー&翼の滝沢秀明(33)が主演・演出する6日間8公演の「滝沢歌舞伎 10th Anniversary」(~23日)がマリーナベイサン ズのグランドシアターで初日を迎えた。ジャニーズの舞台作品として初の海外公演を実現させたタッキーは「日本のすごさ、ジャニーズのエンターテインメント に触れていただきたい」と日本公演でもなかった雪を降らせ、観客約2200人を魅了した。 真夏のシンガポールに雪が舞った。最後の楽曲「WITH LOVE」で滝沢がフライングする客席上空から白い雪が降り、幻想的な光景が現れた。人工降雪機による演出は、演目「義経」で雷雨の壮絶な立ち回りを見せ た後だけにエンターテイナーぶりが際立った。
滝沢が「また会いましょう」と英語で約束すると大歓声と指笛が響き、スタンディングオベー ション。在留邦人と来た30代シンガポール人女性は「初の歌舞伎だったけどベリーグッド。また来たい」と笑顔。同国の高齢夫婦は「伝統と革新がミックスさ れてエクセレントだ」と満足顔だった。 06年に東京・新橋演舞場で始めた「滝沢歌舞伎」の海外初進出。ジャニーズの舞台作品初でもあり重責があった滝沢 だが、「思い切りやってきなさい。海外がゴールではなくスタートだよ」とジャニー喜多川社長。挑戦者としてエキサイティングなステージを展開した。
“小判”の舞う「鼠(ねずみ)小僧」や「五右衛門」「鶴王の仇討ち」など名場面を次々繰り出し、上半身裸の男約20人と汗飛び散らせて太鼓を乱打。A.B.C―Zの河合郁人(27)が歌い、Kis―My―Ft2の北山宏光(29)は巨大筆の書道パフォーマンス。
情報源: タッキー、シンガポールで雪の中舞った!初海外舞台で仰天演出 : 芸能 : スポーツ報知