海盗セブン 赤坂ACTシアター 感想

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こんぱんちちわ!

最近、iPadのアプリ「ガレージバンド」にはまっています。
地下鉄で移動中にちょちょちょいって曲が作れて
そのあまりのお手軽さとクオリティーの高さに感動しています。
それなのに、500円しないんだからびっくりです。
時代の進化に感謝感激雨嵐です。

一方巷では、桜が散ったと同時に岡田将生花祭りが真っ盛りとなりましたが。
彼は番宣でTV出まくって、はたしてファンは増えているのだろうかと
認知度は当然上がってると思いますが、コアファンは増えてるのかな??
なんか「未来日記」のメッセージ見ると、ほとんどが菊池風磨くんファンで、その次に本郷泰多くんへのメッセージが多いけど・・・・

まぁ、そんな事はこっちにおいて、

ついに4月21日昼の部の海盗セブンをACTシアターで観てきました。

なんか予想してたのと全然違うかった。

ソールドアウトで当日券も抽選で、立ち見が出てるってほど人気の作品だったので、
きっと相当評判が高くて、リピーターも多いんだろうなぁって思ってたんですが、
結構初見のノリの人が多かったように思えました。
ウィークエンドだったし、固定ファンも多いのでしょうね。
22日が千穐楽なので、ほんとぎりぎりの日程でチケットが手に入ってよかったです。

前回のチケットは選べるほど上がってて
半額でH列で観ちゃいましたから、高をくくっていたら
えらい目に遭いました。
三浦春馬人気なのかな?
あっ、前回ってのは、春ちゃんが前回出演した地球ゴージャスって意味です。

ちょっとあきらめてましたけど、
やっぱさー、
三浦春馬が光一さん並みに歌って踊るミュージカルがあるなら、
誰しもが、観てみたいって、思うじゃないですかぁ。
ぇ?そうでもない??
いや、そんな前情報は全くなかったんですけど、
春ちゃん、相当すごかったですよ。
歌やダンスのレベルが!!
前回の「星の大地に降る涙」でも、かなりイイ線行ってましたが
今回は更にスキルアップしてて、
すごかったですよ。
バック転もキメてましたしね。

とにかく、歌が素晴らしかったですよ。
声量もあって
生歌ですし
完成度高いです。
まぁ、生バンドじゃないので、もしそれも叶ったら
もっと良い歌が歌えそうな予感がしました。

ダンスもね、ほんと光一さん系のダンスなんですよ。
曲調といい、振りといい。
すっごい激しくて、
めっちゃカッコよかったです。
なんか久しぶりに胸がドキドキした。
胸元が少しだけ見えるんですけど、
すげー筋肉で。
うほって。

彼はきっとストレートプレーより、ミュージカルが好きなんだなぁって
感じましたね。

歌うのも好きだし、ダンスもすごく好きなんだと思う。
そういう事が出来る場って、舞台しかないもんね。
下手に歌やダンスでデビューするとジャニーズさんと被るから
プレッシャーかかりそうでしょ。
他の事務所のイケメンがそういった活躍する場って
ほんと舞台しかないもんね。

↓がプロモーション映像です。

ちなみに、この舞台、ストーリーとかないんですよ。
まー、あるにはありますけど、ほぼコメディーというか
ナンセンス劇なんです。

とにかく、荒唐無稽な展開で、
演者も皆がオーバーアクションで、
アドリブも炸裂してたり
古典的な笑いをとるし、
なんかドリフみたいなの。
文句なく笑えて、楽しいんです。

そう、内容はどうであれ、すごい楽しいんですよね。
楽しませようとしている意図がすごく伝わる感じです。

一幕は海盗セブンが登場するまで結構長くて
それでも、アンサンブルの役者さんたちのレベルが高くて
見応えはありましたね。
そのあと、海盗セブンが一人ひとり登場して、それぞれの見せ場がたっぷりあって、
それで終わりって感じ。

二幕は完璧ショータイムですよ。
まぁ、それなりにストーリーはあるんですが、
ジャニーズのショータイムに近いノリです。
お客さんもノリノリで、テンポアップした曲では、手拍子したり、
決め場では、ひゅーひゅーって冷やかしたりね。

それでも、春ちゃんは、父の処刑の場面では、
目を潤ませての熱演で
さすがの演技者ですよ。
素晴らしい。

あと、海盗セブンに韓国の方がいたのですが、
二幕であまりに唐突に在日韓国人差別に関わるくだりがあって、
あれはちょっと違和感感じましたね。
日本で生まれた韓国人は在日で、
韓国から来た韓国人は韓流って言われる・・・みたいなセリフもあったりして
せっかく終始ナンセンスに楽しくおふざけしてるのに、
この舞台にそのくだり要りますか?って感じです。
正直、ちょっと引きましたよ。

今回この舞台を見てて気づいたのが、
暗転が長い事。
SHOCKとかって、暗転ない感じですよね。
あっても、すごく短くて
隙間がない感じ?!
でも、この舞台は目の前がよく真っ暗けになりました。
それも、そこそこ間が長くて。
そういう意味でも、SHOCKってすごい完成されている気がしましたね。

カーテンコールが3回ありまして、
春馬くんは本当に熱いというか、優しくて、
地声で「ありがとうございました。」とお辞儀をしたり、
緞帳が下がる時も、1階から2階の隅々までに目線を配って、手を振って
口元に手を当てて、何度も『ありがとうございました!』と繰り返すんですよね。
緞帳が降り切る寸前には、前の方のお客さんに幕が降りきるまで手を振ってるんですよ。
それをカーテンコールの度に繰り返すんですね。
これ毎回感動しますよ。

木村了くんと