「零のかなたへ」のことを書かなくっちゃって思って、健ちゃんラヂオが始まる前に来ました。
剛つんは本当に演技の幅が広がったねぇ~。
正直「どうなるんだろ」って思ってたんだですが、ヤツは本当に器がデカくなった演じ方に嫌味がないもんね。これからは彼が何にチャレンジしようが安心していられます。大人になったのぅ~。
太一くんの「広島」もそうだけど、なんて悲惨な話なんだろう。明日があるって素晴らしいって言葉がズシーンと心に響きました。
つまんねぇエロ犯罪やってる野郎とか、ニートくんだか何だかしらんけど、ヤル気もなんもまるっきり感じられないガキどもとか、人押しのけて平気な顔してるババアとか、みんなタイムスリップして特攻隊員の世話してみろってんだ。あんなに前途有望な若者達が死に急ぐのを見送るだけなんて、絶対人生観変わるって。
最後、まさか福元もろとも金太も死んでしまうとは思っていなかったので、号泣してしまいました。その前にも千穂と福元が対峙するシーンや、グっさんと腹決めて語り合うシーンで、さんざん泣いたんですけど。死んじゃうなんて悲しすぎる。金太もまた叔父さん同様に死ぬ為にこの世に生を受けていたんですね。でも、輪廻の思想では、確か前世で苦労した人は今世では幸せになれるはずなのにな。
ひとつだけ、すっごく真面目なシーンなのに泣きながら爆笑してしまうという事態に陥ってしまいまして。だって、田代と福元が夜中に自分の命を賭す覚悟を互いに語り合う場面で、効果音にヒグラシの声・・・ちょっ、ちょっと、ヒグラシって山口先輩の得意芸じゃんかー。もう、可笑しいやら悲しいやらで、木更津キャッツアイの最終回でぶっさんが死ぬシーンぐらい笑い泣きしてしまって腹の筋肉が痛かったっす。ついでに、もひとつ言わせて貰えば「福元貴志」って「塚本高史」みたいじゃん、なんてね。
そう言えば、随分むかしに母親が九州に旅行に行ったことがありまして、私は親が不在なのをいいことに、友達を泊まりに来させてドンチャン騒ぎしてたんですが、母親が旅行から帰ってきて、まだ帰らないでいた友達と一緒に知覧の特攻隊記念館に行ったお土産話を聞いたんです。話す母親も号泣。聞いてる私も号泣、おまけに一緒に聞いてた友達も号泣しまして。いい思い出です。