2018年度のNHK大河ドラマ『西郷どん』の主演をめぐり、ネット上でSMAP・木村拓哉の名が飛び交い始めた。一部報道によると、ジャニーズ事務所サイドが木村を猛プッシュしているようだが、ドラマの舞台となる鹿児島県民には、「受け入れられないのではないか」(芸能記者)という指摘が出ている。
「NHKは9月8日、同ドラマの制作発表を行いました。原作は『不機嫌な果実』(文藝春秋)などで知られる人気作家・林真理子の小説『西郷どん!』(KADOKAWA「本の旅人」連載中)、脚本は14年の連続テレビ小説『花子とアン』などを手がけた中園ミホが担当するといいますが、主役の“西郷どん”こと薩摩藩の西郷隆盛役は未定。当初、一部では堤真一に内定しているという報道があったものの、堤の所属事務所はこれを否定しています。そのため、ネット上ではすぐに主演の予想合戦が繰り広げられ、鈴木亮平や藤本隆宏など、肉体派で男らしい俳優の名前が挙がっていました」(同)
さらに、西郷どんの出身地・鹿児島にも“祝・大河”ムードが広まっていて、9月25日付の「南日本新聞」では「西郷さんにぴったりの俳優は?」というアンケート結果を公開。同紙によれば、回答者153人から最も票を集めたのは、1990年の大河『翔ぶが如く』で西郷役を演じた西田敏行だったそう。さらに、04年の『新選組!』から宇梶剛士、08年の『篤姫』から小澤征悦と、過去の大河で西郷役を演じた俳優が名を連ねていた。
「そのほか、『方言を使いこなせる郷土出身俳優の起用を願う声も根強い』といい、沢村一樹や西郷輝彦、榎木孝明、山田孝之などへのラブコールもあったとか。このように、『西郷どん』の主演には“男臭さ”や“顔の濃さ”、もしくは“鹿児島出身者”が期待されているようです。そう考えると、木村はどちらにも当てはまりません。またSMAP解散をめぐって、唯一事務所残留を表明したといわれ、裏切り者イメージがついてしまったのも、地元民が西郷役として受け入れ難い要因となるでしょうね」(同)
木村は10年の『龍馬伝』の時にオファーを受けていたが、拘束期間が約1年と長いため、当時はジャニーズ側が断ったという話もある。
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情報源: SMAP・木村拓哉、NHK大河“西郷隆盛”役は無謀!? 地元民に受け入れられない理由|サイゾーウーマン