映画「東京島」完成披露試写会

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8/3(火)に恵比寿ガーデンプレイス広場で行われた完成披露試写会に行って参りました。
ここって、花男の重要なロケ地よね~、なんて思いだしながら、ホント久方ぶりに訪れたガーデンプレイス。夏休みだというのに人出は少なめ(笑)。
いや~、これまでも数々の完成披露に参加してきましたが、なんか地味だった(苦笑)。
と言うのも、場所柄収容人員が限られているので、招待客の絶対数が少ないからなんですけどね。でも、屋外で映画見たの初めてだったので、楽しかったです。
映画に先駆けて舞台挨拶があったのですが、私たちったら何様のつもりなのか、結婚式で言えば主賓席でして、いや~恥ずかしいのなんのって。でも、木村了くんがすぐ目の前で至極なひと時ではありました(じゅるりん)。
男性キャストが15~6名ぐらい揃いも揃って揃っておりましたが、一応木村了くんは監督さんの隣だったので、映画の出演時間は後ろのヒナ壇に並んだキャストさんたちと大して変わりゃしないんですが、”美しさで”じゃなかった、キャリア andホ リプロパワーで前に並ばせて頂けました。
白いタンクトップの上に裾がひらひらしたシャツを合わせて、ちょっとだけ裾をあげたワークパンツみたいなボトムスの腰に巻物をしてました。ネックレスにブレスレットにミサンガと、アクセサリーもじゃらじゃら。足首にも赤いミサンガつけてた。で、ごールドの草履。思い出しただけでもカワユス。・・・って、あんまし興味ないっすかね、彼のファッション(笑)。
コメントもたった一言でしたけど、喋らせて頂けたので、鳳仙・・・じゃなかった阿部亮平くんよりはマシでしたけど。
とにかく、木村了くんったらばよ、終始涼しげな目線を夕暮れの空にくれてやっておりまして、そのお顔の麗しいことったら。眉目秀麗という言葉がピッタリでやんす。
ただね、彼氏ってば岡田将生同様、破格に新陳代謝の良い子でございましてね、わずか30分の登壇でしたが大事なフォトセッションの時には既に汗をかき始めており、テカっとしておりました(笑)。で、写りのほどはいかほどだったのか、各紙各サイトをチェックするも、木村了くんの単独ショットというのはほとんどございませんので
そんなに気にせずとも良かったようで(苦笑)。
・・・他のキャストが何をしゃべくったかは、映画情報サイトでご確認くださいまし。
で、映画の感想ですが、公開前でネタバレになるのでたたんでおきます。
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映画は「きょっとーん」って感じでした。
原作がベストセラー小説と聞いておりましたが、果たしてこの映画はどこまで原作に忠実なのでしょう?映画のままの内容だったとしたら、なぜゆえこんな茶番がベストセラーになるのか、全く持って理解不能です。
シチュエーションがもったいぶってるだけで、余りにもサスペンス性やヒューマンドラマ性に欠けていて、なんか無駄に時間を割いているようにしか思えず。木村多江さん演じる主人公の清子もさることながら、登場人物の誰にも感情移入をすることもできませんでした。
なんか、ストーリーは無駄に急ぎ足で、それなのに無駄にシーンを引っ張り過ぎるところもあり、押し引きがズレているように感じました。キャストも果たして適材適所だったのか、よう判らん。ただ、窪塚洋介くんだけは役を完璧に自分に引きこんでいました。彼は本当に稀有な存在だと思います。とにかく存在感があるし、期待を裏切らない、素晴らしい俳優さんだと思います。
あっ、そーいえば、この日招待されている100名程度のオーディエンスは、9.5割が女性でしたが、舞台挨拶が始まるまでの間、一体誰が目当てで来ているんだろう?と思っていたんですよ。そしたら、やっぱり窪塚くんだったんですね~。福士くんのファンもチョロっといらしていたようですが、声援はほとんどが「ヨースケ!」でした、ご参考まで。
で、木村了くんはビジュアルはサイコーなのに、出番はほんのちょぴっと。なんか、彼は結局ゲイだったのかしらねぇ?私の許容範囲なことは確かなので別にどっちゃでもいいんですけど。しかしさ、撮影もしんどかったろうけど、YOU目当てで見ているこっちも相当シンドイよ。面白い映画だったら、そんなことも気にならないんだろうけど。
やっぱね、5年間かけて「LOST」を見ていると、これしきの”島ドラマ”がナンボのもんじゃい!という気になります。そのLOSTですら、既にナンボのものか計り知れなくなっており・・・(苦笑)。
ただ、ちょっと哲学的なところもあるんですよね。
上位に立つ人間の交代劇とか、女性の存在価値とか。結局、女は秩序を乱すものなのか、制するものなのか、とか。女性蔑視でもなければ礼賛でもない描き方は新鮮かもって思えましたが、それにしてもダラダラし過ぎます。もう少しピリっとした緊張感があったら良かったな~。
ちなみに、木村了くんの役名は”犬吉(いぬきち)”です(爆)。