私は朝も早よから出掛けたのですが、出がけはそれほど降っていなかったのに昼過ぎに舞台挨拶終わりで外に出たら篠突く雨!!さすがの銀座も人出が少なかったです。
さて、舞台挨拶ですが・・・。
プレスが入った回に参加させて頂きましたが、丸の内ピカデリーは「BECK」以来なので1年ちょっとぶりでござんした。
スポーツ紙などに載っていたように、この日はフォトセッションの前に瀬々監督から将生にサプライズでお手紙が贈られて、将生はそれを読み始めた途端にポロポロと涙を流し始め、監督も声を詰まらせてくると榮倉さんも思わずもらい泣き、という感動的な内容だったのですが、将生のナマ涙は「雷桜」以来2度目となりました(かわいいやっちゃなー)。
将生はハートの温かい思いやりのある人なので、やっぱり撮影時に震災があって、世の中が大変な時に映画なんて撮ってていいんだろうか?と悩んでいたそうです。でも、撮影をしているうちに、図らずも今自分が演じている作品には、命の大切さや人と人との繋がり、「絆」が描かれているので、上手く伝えられたらいいなという気持ちに転換して集中できるようになったそうです。
まさに映画では、そんな彼の感情がそのまま演技にどっぷりと反映されているな~と納得!
将生いわく、この日は登壇前の控室でも、みんな何となく素っ気なく、監督も余り目を合わせてくれなかったとかで、しかも登壇してからも各キャストについて監督が丁寧に好きなセリフも含めて語っていたのですが、岡田将生については一番好きなシーンは「キレイなおしり」とひと言だけ。これに対して将生は汗をかきかき「えー!!」と冗談キツイよ、という表情でしたが、これら全てがサプライズの為の作戦だったわけですね~。
そして、登壇者全員から花束とねぎらいの言葉を次々とかけられたわけですが、松坂桃李くんに「岡田将生くんと出会えて本当に良かった」と言われ、またもや涙。「もーう、オレ今日泣いてばっか」と言いながら熱いハグ。
将生のいい所は榮倉さんとも遠慮なくガバッとハグしちゃうとこ(笑)。ただひたすらワンコのように彼の嬉しさが込められている他意のないハグなので、見ていて微笑ましいのだ!さすがの原田泰造さんも、余りおふざけする空気ではなかったので控えめでしたが、花束贈呈の時には「小学2年生なんて言ってゴメンネ。もう大学2年だよ」とこれ以上ないおホメの言葉を授かり、将生くんは「ヤッター!」と一言。ほんま、かわええやっちゃ(本日2度目)。
もう、あんまり将生が感激してボロボロ泣くもんだから、映画では1回うるっとなっただけだった私なのに、素の涙に誘われて朝からこっちまで号泣しちゃったよ。私の隣の女子2人組も「ヤバイ、ヤバイ」と言いながら、ハンカチ握りしめて泣いておりましたが(笑)。
映画のレビューはまた後ほど書きますが、初動が9300万ということで300スクリーン超えの作品としては厳しいスタートですね。最終興収5億に届くのでしょうか?という初動でしたが、映画は決して悪くなかったですよ。明るい内容ではなく、思ったよりかなり重厚で見ごたえのある作品なので、悪いクチコミにはならないと思うんだけど「僕の初恋を君に捧ぐ」的なのを期待してると真逆と言ってもよいアプローチなので、若者ウケはしないかもなぁ。
でも、岡田将生は最高の演技を見せています。
彼の成長にはつと驚嘆させられました。
余談ですが、私が劇場に着いて発券してる時、前に小さいお子さん2人連れたママさんがいたので「こんな小さい子たちに、この映画を見せちゃうんだ~」と思ったんですが、舞台挨拶でキャストさんが紹介された時に、桃李くんのところで子供が大きい声で「トーリ!」って呼んだんですよ。それで、ハタと気付きました。桃李くんにはチビッコファンがいるんだってことに。きっと、あの時私の前に並んでいた親子もシンケンジャー以来のファンなのでしょうな(きっと、母親が。なんつって!)
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