8月20日放送のラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で、明石家さんまがSMAPの解散について言及したことが、SMAPファンの間で物議を醸している。木村拓哉と交流のあるさんまは、1月の分裂騒動時から発言を続けていたが、今回は「あのままの状態ではSMAPを続けても意味がなかったと思う」などとコメント。内情を知っているかのように語るさんまに、SMAPファンの批判が噴出している。
これまで、ラジオやテレビ番組で解散騒動について積極的に語ってきたさんま。7月の『FNS27時間テレビ フェスティバル!』(フジテレビ系)内で放送された「さんま・中居の今夜も眠れない」では、SMAPが今夏の各局音楽特番に出演しなかったことについて「お前(中居)、歌番組何で出えへん?」と踏み込んだことが大きな話題となった。また、退社した元チーフマネジャー・飯島三智氏に関して「飯島さんはどうしてはるの?」と尋ねるなど、直球の質問を連発していた。
今回のラジオでは、冒頭でリオデジャネイロ五輪の話題を振り返りつつ、「そんな最中、SMAP解散っていう、ワケのわからん……。ちょっと許してほしいねん、俺を」と切り出した。さんまは、五輪や高校野球などを見て忙しい生活を送っているそうだが、「そこへ来て、こんな騒動に中途半端に巻き込まれ……」と、うんざりしたようにポツリ。さんまの元へ週刊誌が取材に来たそうで、「(木村から解散について)聞いてないって。連絡も取ってないわ」「俺がもし聞いてたとして、俺がお前に言うと思うか?」と答えたという。しかし、解散については「まぁ、こうなるだろうとは思っていましたけど。オレは個人的には、これでいいと思いますね。ファンの方はね、解散は寂しいと思うけども。あのままの状態ではSMAPを続けても意味がなかったと思うのでね」と持論を展開し、今後は個々で「頑張っていっていただくのがありがたい」と語った。
「出演者の村上ショージが、SMAPデビュー25周年のお祝いはできないのかと聞くと、さんまは『それはできなかったです。それはもう気持ちっていうのは、なかなかね。アレですから……』と、コメント。さらには中居がキャスターを務める『リオオリンピック2016』(TBS系)に関し、『本当はオリンピックのテーマソングを、ここでSMAPが新曲出すつもりだったのが、出せない。それで、あの『ありがとう』(2006年発売)っていう曲を、前年か前年度の曲をわざわざ持ってきて、その開催中に“解散”ってなったから』と発言していました」(ジャニーズに詳しい記者)
また、解散発表があった14日の夜に『リオオリンピック2016』の生放送に出演していた中居に対して、アナウンサーが解散の話を振らなかったことについて、さんまは「あれはツッコむべきやで~」「中居も触ってほしいとは思いますよ」と、面白おかしくトークを展開。
これらの発言に、SMAPファンからは「オリンピック番組で解散に触れてほしいなんて中居くんが思うわけない」「SMAPをだしに自分が注目されたいだけ」「今回の件でさんまさんに失望した」と、怒りの声が続出。中居自身も20日放送のラジオ『中居正広のSome girl’ SMAP』(ニッポン放送)で、キャスターの立場として「水を差すような時期(の発表)だったことは申し訳なく思っています」と謝罪し、事態を重く受け止めているだけに、さんまのコメントは的外れといえるだろう。
「1月から続くさんまのSMAPトークに、ファンは辟易している状態です。さんまの娘であるIMALUのTwitterにもメッセージを送り、『SMAPのこと言わないように言って』と懇願するファンもいます。そんな中、20日に放送された『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)の次週予告(27日放送)で、雨上がり決死隊・宮迫博之がさんまに『SMAPなんで解散したんですか?』と尋ねる場面や、さんまが『もう派閥でいくと、はっきり言うわ。俺は木村派や』と話すシーンがオンエアーされていました。度が過ぎると、友人である木村本人にも傷がつく可能性があると自覚すべきでしょうね」(同)
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情報源: 明石家さんま「俺は木村派」「新曲出すつもりだった」、解散トークにSMAPファン怒り|サイゾーウーマン