ことし話題になった言葉に贈られる「新語・流行語大賞」が、1日、発表され、年間大賞には、プロ野球、セ・リーグで25年ぶりにリーグ優勝を果たした広島の選手の活躍ぶりを象徴する「神ってる」が選ばれました。
「新語・流行語大賞」は、1年の間に話題になった出来事や発言、流行などの中から軽妙な表現で世相をついたり強い印象を与えたりした言葉を選ぶ賞です。ことしは30の言葉がノミネートされ、1日、東京都内でトップ10と、その中から選ばれた年間大賞が発表されました。
このうち年間大賞には、プロ野球、セ・リーグで25年ぶりのリーグ優勝を果たした広島の緒方監督が発した言葉で、選手の活躍ぶりを象徴する「神ってる」が選ばれました。
このほかトップ10には以下の言葉が選ばれました。
週刊誌にスクープされた不倫騒動を表した「ゲス不倫」、
漫画やアニメの舞台になった場所などを訪れる「聖地巡礼」、
アメリカ大統領選挙で過激な発言で物議を醸しながらも熱狂的な支持を集め、大きな社会現象にもなった「トランプ現象」、
ピコ太郎さんのユニークな曲と動画が世界的な人気を集めている「PPAP」、
待機児童の問題について大きな議論を引き起こした匿名のブログ、「保育園落ちた日本死ね」、
サッカーの長友佑都選手が女優の平愛梨さんとの交際を宣言したときの言葉「(僕の)アモーレ」、
各地の公園などで熱中する人の姿が見られたスマートフォン向けのゲームアプリ「ポケモンGO」、
日銀の大規模緩和による「マイナス金利」、
東京の豊洲市場の問題を象徴する「盛り土」、
また、「選考委員特別賞」として、一連の熊本地震で大きな被害を受けた熊本城を修復するために寄付を募る「復興城主」が選ばれました。
情報源: 新語・流行語 年間大賞に「神ってる」 | NHKニュース