違法薬物を使用した疑いがあると報じられた俳優の成宮寛貴(34)が芸能界を引退することが9日、所属事務所「トップコート」から発表された。成宮は直筆のコメントを発表。「間違った情報が広がり続けることに言葉では言い表せないような不安と恐怖と絶望感に押しつぶされそうです。自分にはもう耐えられそうにありません」などと心境を吐露。引退を決意した理由については、周囲に対し「これ以上の迷惑を掛けるわけにはいかない」とし「少しでも早く芸能界から去るしか方法はありません」と明かした。
本人からの申し出があり慰留したが、成宮の意思が固く、引退という結論に至ったという。違法薬物使用疑惑は2日発売の写真誌「FRIDAY」(講談社)が「成宮寛貴“コカイン吸引”疑惑の現場写真!」と題して報道した。 成宮は「すべての原因を作ったのは自分自身だと承知しております。心から信頼していた友人に裏切られ、複数の人たちが仕掛けた罠に落ちてしまいました」と切り出し、報道はワナだと主張した。
「この仕事をする上で人には絶対知られたくないセクシャリティーな部分もクローズアップされてしまい、このまま間違った情報が広がり続けることに言葉では言い表せないような不安と恐怖と絶望感に押しつぶされそうです」と耐え難い心境を吐露。
「今後これ以上自分のプライバシーが人の悪意により世間に暴露され続けると思うと、自分にはもう耐えられそうにありません。今すぐこの芸能界から消えてなくなりたい」とまでつづり「今後、芸能界の表舞台に立つ仕事を続けていき、関係者や身内に、これ以上の迷惑を掛けるわけにはいかない。少しでも早く芸能界から去るしか方法はありません」と引退を決意した理由を明かした。
情報源: 成宮寛貴「去るしか方法ない」薬物報道は罠“デマ”に絶望感「自分を許して」 ― スポニチ Sponichi Annex 芸能