恋するナポリタン&新堂本兄弟

41
    ※ ネ タ バ レ 注 意 ※

おひさしゅうございます。
あては暑さでデロデロになりながらも生きておりまする。
先週は(たった2日間ですが)、久方ぶりに塚本高史ウィークでしたので、のこのこやって参りました。
えー、世間の皆さんがモントリオール映画祭、最優秀女優賞に煽られて「悪人」を見に行っているというのに、あたくしはニッチェな「恋するナポリタン」なる映画の初日舞台挨拶に行っておりました。「恋するナポリタン」と言っても森田剛もヒガシも出ませんよ(笑)。あのナポリタンとは別物です。
朝早いのがめっぽう苦手なので、唯一午後から行われるTOHOシネマズ川崎での舞台挨拶に参g戦g。舞台挨拶がある上映回というのは、普通前から席が埋まっていくわけですが、マキダイさんが登壇しないこともあってか、まるで通常の映画上映のように、前方席がずいぶんと空いたままで映画がスタート。
まぁ、映画については正直ちょっと期待してたんです。相武紗季ちゃんと、マキダイ@EXILEさんとトリプル主役って触れこみだったので。
あっさり裏切られましたけどね(苦笑)。
あの「その時は彼によろしく」を見た時の衝撃に似ていますね(笑)。
高史なんて15~20分も出てればいい方でしょうか。さっさと死んじまって、主に”短い”回想シーンばかり。その半分が子供時代という、まさに高史ファンにとっては拷問のような映画でして・・・。
なんかさ、イノッチの映画もなんか似たような似てなさそうな映画だったよね。あれは元EXILEさんだったけど・・・。しかし、EXILEさんとは何かと縁があるんですが(しかも歌やダンスじゃなくて「芝居」で)、やっぱりねハッキリ言わせて頂くと”餅は餅屋”ですよ。日本中を敵に回すようで恐ろしいですけど、私はそう思いました。マキダイさんはスクリーンには合わないです。彼はやっぱ「ステージ」の方ですよ。頑張ってらしたけど、まったくシンパシーを感じることができませんでした。EXILEファンの皆様が読んで、ご気分を害したらゴメンナサイ。
高史については、何だかんだ彼の作品はチェックしてる方なんですけど、ちょっとセリフ回しに変化がついてきたっていうか、まぁ、彼は”あーいう”シャープな顔なのでね(私には寝顔に見えるんですけど・笑)、役が多少狭まってしまいがちなんですけど、でも料理できないの知っててもできてそうに見えたし、なんか円熟味が増したな~って感じました。
まぁ、1時間半ぐらいは退屈な映画なんですけど(笑)、それなりにジーンとくるプロローグがあったりしますんで、簡単な言葉で「見て損」とか、「つまらない」という言葉では片づけられないんですね。ミニシアターらしい映画だし・・・。一定の存在価値は認められる作品だな~という印象です。
で、上映後、会場が明るくなったらオッサンじゃなかった、紳士たちがですね、10人ぐらいゾロゾロと入って来たんですよ~。で、全員が前方席に納まりまして見事満員御礼となりました。あっちゃー、めっちゃ盲点やった!
空席は相武紗季ちゃんのワンフーやったんや!
舞台挨拶には、あと監督さんと子役の男女が登壇。まぁー、高史ときちゃ、例のあの調子のままで「トリプル主役とか言っちゃって、オレはちょっとしか出てない」とか、「撮影4日で終わった」とか言いたい放題。しまいにゃ、「たくさんの方に見て頂けたら、日活さんもウハウハでこっち(指でお金のジェスチャー)の方もちょっとオレらに入るんで、よろしく」という忌憚のない宣伝アピール。正直すぎるやろー!!締めの言葉では「世の中のお父さんたちが、この映画を見てちょっと料理やってみようかな、とか、新しい一歩を踏み出すキカッケになったらいいと思っています」とキレイにまとめたのですが、すかさず相武紗季ちゃんから「じゃあ、塚本さんも料理されるようになったんですか?」と突っ込まれると「いや、オレはやんない、やんない」(爆)。口から出まかせじゃーん!!って、これら全てが高史節で、久しぶりにあやつのコメントを間近で見た私は、なぜかとっても安心して幸せに包まれて帰ってきたのでした。愛すべきオトコだよね~、ホント。
JUGEMテーマ:映画
 
あっ、新堂本のこと書くの忘れた!
こちらの方はまた次回ということで・・・。