ずーーっと、気になってたのですが、
このところ盛んにオンエアされている嵐のauのTVCMですが、
あのカッコイイ嵐くんたちのバックで流れている
非常に強烈なBGMの存在を気にかけている方は少ないのではないかと??
もし、あのBGMを聴いて、なんだろう??なんて曲だろう??
って思ってくれている方がもしいらしたら、
是非、アマゾンでDLしてみてください。
たったの200円ですから!!!
実はこの曲は、伝説のパンクロックバンド、SEX PISTOLSの
映画「The Great Rock ‘N’ Roll Swindle」(ザ・グレート・ロックンロール・スルィンドル)の挿入歌なんです。
しかも、歌っているのは、今は亡き、伝説のパンクロッカー、セックスピストルズの2代目ベーシスト、Sid Vicious(シド・ヴィシャス)氏なんですね。
ちなみにシドはイギリス人で、亡くなる直前はニューヨークのチェルシーホテルに居住、
しかも、アメリカ人のガールフレンドを殺害した容疑で逮捕されたりしてですね、
その後、ドラッグODで21歳の若さで他界してしまいました。
さっくり言うとそんな感じの人。
セックスピストルズは、マルコム・マクラレン氏プロデュースのロンドン発のパンクバンドで、
ちなみにマルコムは、日本でも人気の高い、
山田孝之さんもご愛用のヴィヴィアン・ウェストウッド女史のご主人ざんす。
そう!ヴィヴィアンは、パンクファッションの火付け役だったでやんす。
そんなシドが嵐の為に、じゃないか、ピストルズの映画のワンシーンで歌ったのが、
かのフランク・シナトラで有名な「My Way」(マイウェイ)でして、
ロンドン生まれのシドは、”マイウェイ”を
”マイウァイ”とロンドン訛り(コックニーと言う)で歌ってるんす。
ちなみにこのシーンのクライマックスは
すごいっす。
前半はシナトラ風にモノマネというか、おちょくって歌ってます。
嵐のauのBGMで起用された部分は1:00~位からです。
パンクヴァージョンになってテンポアップしたあたりかと。
私らがパンクに目覚めた頃には、
この映画は神でした。
その後デビューする有名なパンクスたちが
ピストルズのファンとして映ってたんで。
また、シドのファッションはパンクスにとって、バイブルでやんした。
今のちゃらい”パンキッシュ”とかいうチャラすなファッション用語には、
正直虫唾が走ります。
PUNKかPUNKじゃないかであって、
パンク風、
風(ふう)とか、
イッシュとか、
・・・・・そんなのありえませんからね!!!
そんな事も踏まえて、これからの嵐のCMをお楽しみ下さい。
R.I.P. Sid Vicious
私は別にあーたのファンではなかったが・・・・