引用元: 中日スポーツ:嵐5大ドームツアーファイナル 16年目への第一歩:芸能・社会(CHUNICHI Web).
デビュー15周年を迎え、1年間突っ走ってきた人気グループ嵐の5大ドームツアーが23日、東京都文京区の東京ドームでファイナルを迎えた。アルバム「THE DIGITALIAN」を引っ提げた今回のテーマは「デジタルと人間の融合」。デジタル技術を駆使した楽しい仕掛けを松本潤(31)中心にメンバーらが考え出した。
まずはオープニング。ドクン、ドクンという心臓の音とともに現れた5人の胸に心拍計がつけられ、心拍数がスクリーンに表示された。100、120、150…ダンスの激しさにともない上昇していく心拍数。無機質なデジタルデータなのに熱を感じさせる演出にファンのボルテージも上昇。松本は「55000人、幸せにしてやるよ!」と、ファンをあおった。
無線で制御できる、うちわ型LEDライト「ARASHIファンライト」も初登場。中央制御で観客が持つライトが一斉に点滅したり、色が切り替わり、幻想的な光景をつくり出した。
腕に付けたセンサーが筋肉の動きをデジタル信号に変え、音が鳴り、映像、レーザー光線、さらにはファンが持つライトへと連動していく演出もあり、会場が一つになった。
開演前、櫻井翔(32)は「15周年だからこそ、今までみたことがあるものを排除して、新しいものや進化を見せたい」と語っていたが、その言葉通り、遊び心と挑戦を盛り込んで「15周年の締めくくり」ではなく「16年目の第一歩」を示すステージとなった。
アンコール、二宮和也(31)は万感の思いを込めて語った。「立ち止まったり、振り返ったりすることを否定はしないけど、やっぱり自分たちは前に進みたい。進んだ先にあるものを、みなさんと見たい」。櫻井は「この5人じゃないと嵐じゃないけど、5人だけじゃ嵐じゃない。17年、18年、20年…これからも僕たちと一緒に嵐をつくっていけたらなと思います」と呼び掛けた。
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