ホリプロとジャニーズが“本気のバトル”を繰り広げていた! 女優・石原さとみ(28)主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「5→9~私に恋したお坊さん~」が12日にスタートする。10月クール注目のドラマの舞台裏では、共演するジャニーズの山下智久(30)と、ギリギリまで大手芸能事務所のプライドをかけた争いがあった。
人気俳優・女優が揃うと必ずと言っていいほど起きるのが番手の争い。「本来多いケースは、主役が決まって、その次に来るのは誰になるかという2番手3番手の争い。今回は『主役は石原』と事前に聞いていたのに発表のされ方がちょっと違うなと思っていたので、トラブっているとは思っていましたが…」とはある制作会社ディレクター。
この「5→9――」は「5時から9時まで」というマンガのドラマ化。英会話学校講師の女性と、東大卒のイケメン僧侶が織りなすラブストーリーだ。僧侶役は、石原と初共演となる山下が演じるのだが、ここに問題が生じていた。「もともとこの10月クールは石原の主演ありきで話が進んでいた。共演者を誰にするかと選ぶ段階で、山下にオファーを出しました。しかしジャニーズ側が主張してきたのは共演ではなく、あくまで“主演”という立場。ここ数年の山下は、ドラマでは主役を張ってきただけに、2番手では納得いかなかったのでしょう」(フジテレビ関係者)
フジテレビもジャニーズとの友好関係がある。ここは「石原と山下のW主演で」ということで、一度は手を打とうとしたが、「その申し出に、今度は石原のホリプロサイドが『話が違う!』と激怒。当たり前ですよね。いまや月9といってもブランド力は地に落ちているワケだし、そんな状況下でも、何とかしたいと数字の見込める石原を前々からブッキングしていたんですからね。石原も念願の月9初主演で気合が入っていた。それが、いきなりW主演じゃあ怒るのも当然。一時は石原の降板騒動にまでなりかけたんですよ」(同関係者)。
キャストが出揃ってから「主演」の立場をめぐる争いが起きるのは、かなりレアケースだが水面下では激しい攻防戦が繰り広げられていた。前出の関係者は「フジテレビの見解としては石原の事務所との今後の付き合いも考え、当初の予定通り主演は石原ということで落ち着いたんですが、山下サイドはあくまで2番手ではなく、主演と付かなくても“石原と同等”の立場を主張した」という。
結局、山下サイドを説得し続けて、「エンドロールの最後に山下の名前を入れる」ということで決着がついたのだが「山下サイドに配慮し番組ホームページには一切“石原主演”の文字がありません」(同関係者)。
全文は以下にて。
情報源: 山下智久と石原さとみ フジ月9主演めぐり本気バトル