えー、それでは本日は映画の感想を書いてみようかな
正直言って、それほど期待をしていたわけでもなく、内容も事前にそれほど知っていたわけでもなく(どんなキャスト陣なのかも知りませんでした
いわば思っていた通りの内容なので、いい意味
逆に言えば正攻法
同じアングルで
この映画には幾つかの見せ場があると思うんですが、そのどれもがありきたりで
例えば、武志(清木場くん)が薫にプロポーズするシーン。
3人が保っていた聖なる三角形とやらの均衡が崩れる重要なシーンですね。これがあり得ないぐらいあっさりとして盛り上がりに欠けてて
そして、武志が結婚式当日に事故に遭う
しかも、自分たちに良く似た子供たちを見ていて、ついうっかりしたところへ乱暴な運転の対向車が突っ込んでくるという
武志が植物状態
そして、まさに武志の病室で結婚報告をした途端に武志は目覚める・・・。とんだ興ざめでしてね
しかも、最後までキッチリとガッカリさせてくれるんです。
武志は覚醒したのに、あと1ヶ月の命と知って薫と宏樹の結婚式が見たいというんですね(実はここに至る間にも、武志の記憶が欠落していて、自分が薫と結婚しようとしていたことを覚えていないという
ただ、周囲の役者さんがとても素晴らしいんです
岡本綾ちゃんもイノッチも演技はとても良かったと思いますよ
いかんせん、これら役者さんたちを上手く使いこなせていない。清木場くんは初めての映画出演なので、その分をハンディキャップ
カメラの割りも平凡でつまらなかったし、何もかもが奥行きが浅くて薄っぺらいんです
ただ、中高生の諸君には見てもらいたい映画かも。
この映画を見て、ここで描かれている友情、恋愛、家族愛といった美しい人間関係がまだ自分には確立できていないと感じたなら、映画を手本にして、すぐにでも良い関係が作れるよう”自分から”努力して欲しいので。
セカチューとか、今会いとか、黄泉がえり辺りが好きな方なら是非。