嵐・大野智主演の連続ドラマ『世界一難しい恋』(日本テレビ系)が15日に最終回を迎え、平均視聴率は16.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、有終の美を飾った。これまでの最高は第3話の13.1%で、以降は11~13%台で推移し、全話平均は12.9%と大健闘した。
同ドラマは、ひねくれ者のホテルチェーンの若社長・鮫島零士(大野)が、優等生タイプの新入社員・柴山美咲(波留)を見初め、苦手な恋愛に挑むラブコメディ。鮫島と柴山は、前週の第の第9話で、一旦距離を置いていた状態から、再び急接近。そして、最終回で鮫島は、柴山とのキスを成功させ、結婚という新たな目標に向けて奮闘する様子が描かれた。
「初回12.8%でスタートした同ドラマは、続く第2話で12.9%、第3話で13.1%と順調に視聴率を上げていましたが、第4話で12.2%と1%近く落とした後、第5話、第6話は11%台に。そんななか、第7話は『ベッドシーンがある』と告知されていた効果もあってか、13.0%まで回復しました。しかし、実際にはファンが予想していたようなラブシーンはなく、作中の鮫島と柴山は大喧嘩に発展し、第8話も2人の冷戦状態が続いたためか、視聴率は12.1%と再び低下。鮫島が頑張りを見せた第9話では再び13.0%になり、最終回で16.0%という自己最高を叩きだしたわけです。今期、日テレドラマが不調なこともあり、『嵐主演で13%台では期待はずれ』とマスコミ関係者の間ではささやかれていましたが、最終回16.0%という数字には、日テレも大満足なのでは?」(芸能ライター)
そんな最終回の見せどころは、なんといっても大野のキスシーン。さらに、嵐・櫻井翔がゲスト出演するとあって、放送前からファンの注目を集めていた。「櫻井は、月曜キャスターを務める同局の情報番組『NEWS ZERO』の“櫻井翔”本人役で出演。大野にインタビューをするというかたちで登場しました。また最終回目前の、13日には『NEWS ZERO』に大野が番宣で出演し、櫻井と対談するなど双方のコラボで話題を呼びました。さらに、最終回当日は、朝から同局の情報番組で番宣していた大野ですが、やたらとキスシーンをアピールしていたので、このあたりが視聴率アップにつながったと思われます」(同)
このように、大成功を収めた同ドラマだが、高視聴率を出した最終回に関して、視聴者の間では賛否両論が巻き起こっていたようだ。「櫻井の出演について、大半の嵐ファンは『夢の共演!』などと大喜びしていたものの、一部の視聴者からは『すごくいい最終回だったのに、櫻井くんのシーンは余計だった気がする』『視聴率狙いが見え見え。ストーリー中盤にサラッとならまだしも、大事な終盤に櫻井くんって……』といった声がネットに上がり、嵐ファン向けの内輪ノリに興ざめした様子でした」(同)
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情報源: 嵐・大野智『世界一難しい恋』16.0%で終了! 櫻井翔出演は「夢の共演」「数字稼ぎ」と賛否両論|サイゾーウーマン