と言っても「ヤスコとケンジ」がまだ1話残ってるんですよね(笑)、まぁ、このドラマは先が見えてるし、改めて”書くべきこと”があったら最終話の放送後ってことにして、今日は「コード・ブルー」と「魔王」について総括してみたいと思いま~す。
コード・ブルー
医療モノって、エグイ場面もあるんで敬遠する方も多いようですね。
家族が事故にあったことがあるとか、そういう方にはやっぱり辛いでしょうし・・・。
でも、私は非常に興味深く拝見させて頂いてました。
数字もそこそこ良かったみたいですしね、スペシャルってのはやり過ぎかも・・・と思わなくもないですが、案外「SP」みたいにお茶を濁したスペシャルを放送しておいて、2009年夏映画公開なんてことになったりして(この局の常套手段)。
ただ、やっぱ医療モノはでっかい画面はキツイかもしれませんね
さて、ドラマの感想を申し上げますと、現実問題として、実際にああいうお仕事に就かれている方がいるんだと認識するだけで、なんか感心するような、安心するような気がしますね。
ん~、女性陣の髪型がどうにも不潔なのが気になりましたが、まぁ堅いことは言わないとしても、誰が一番すごかったって、やっぱ看護士の冴島さんが一番カッコ良かったよね~。動きが的確だし、誰よりも現場慣れしてるし、一番ヘリに乗ってるし・・・。やってることはドクターと同じなのに、医師免許がないというだけで待遇悪いんだろうな~なんて現実も考えてしまいました。
こないだなんて、お好み焼きひっくり返すのに、思わず「1、2、3、ハイッ」てやってしまいましたもの(すいません不謹慎ですね、私)。
山Pは「クロサギ」の時から演技に変わった様子はなかったけど(苦笑)、私は「クロサギ」よりもこっちの山Pの方が好きでした、っていうか、彼の口調とか持ち味にマッチしてたと思います。高速道路のビニールシートの上でキビキビ指示してる姿の空撮、マジでカッコ良かったもん
魔王
結局、みんな死んだ・・・。
韓国らしいな(笑)。
途中の展開はかなり面白かったんですけど、最終回はなんか俗っぽく終わっちゃいましたね。大ちゃんも斗真くんも迫真の演技で緊迫感が伝わったし、特に大ちゃんは(失礼なんですけど)最初の2~3話はまだ役が入りきってない感じがしてたんです。佳境に入るにつれ役が憑依してましたね。それまでは「ピカンチ」シリーズのロバさんみたいな役しか見たことなかったので(あれはあれで誰にも真似できない完成度がありました)、シリアスな役も見事だったと思います。
斗真くんのガナり声には食傷気味だったんですが、後半でだんだん直人が気落ちしていくので、前半の血気盛んな演技との対比を狙っていたのかな~。そう思うと、あのぐらいの騒々しさは計算の範囲なのかもしれないですね。
どちらも、大人の視聴者向けの(しかも男性向けの)重めのテーマでしたが、実際の視聴者層はどうだったのか気になるところです。