原点回帰!氣志團@武道館

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團長のバースデイでもある、4/26(日)の公演を見て参りました~!
▽こんなKISSESたちの光景を見るのも久しぶり
氣志團@武道館
▽物販テント: 欲しいものは全てSold Outでした(泣)
物販
▽こんな集團があちこちに・・・みんな元気だった~?
キッシーズ
ここから先は下にたたんでおきますので、氣志團にご興味のない方は画像だけをお楽しみ下しゃんせ(笑)


いや~、久しぶりの氣志團gigということで、3年間待ちくたびれてしまい、どうテンションを上げて行けば良いのかやら、正直戸惑いがありました。
そんな状態なのにも関わらず、どんな嫌がらせ?ってぐらい、今回頂いた席がステージのドまん前!!。前列は関係者席(と言うか、ほぼメンバーの家族席)でして、團長のご両親を横目にギグを見るというオツなポジションでした。
武道館では稀な360度のセンターステージというセットでしたが、翔ヤン曰く「前からも後ろからも、横からも包み隠さず丸裸の状態を見て欲しい」との思いが込められているセットで、それはセットリストにも強く表れていましたし、何しろダンサーを一人も付けず、いたずらに公演時間を引き延ばしていた(笑)小芝居も一切なく、まさに”バンド”としての原点回帰というか、10周年で区切りをつけた後、3年のブランクを経てリセットしたという感じでしょうか?メンバーは確実に年輪を重ねていたとはいえ、いつもながらのエネルギッシュなgigを見せてくれました。
これまでのスタイルを踏襲しつつ、微妙なマイナーチェンジはメンバーのルックスにも表現されていて、ユッキとトミーはそのままでしたが、ランマとマツ坊がチリチリーゼントに変貌していました。特にランマのリーゼントは、メジャーデビュー当時の團長のリーゼントと同じだったんじゃないかな~。
彼らのトレードマークである長ランも、今回はオールブラック。
背中の刺繍やフロントのパイピンもブラックで、アー写でつけているロッカーズ調のグラサンで本編を通し、すっごくクールでした!
アンコールでは、毎度のカラーを配した長ランとグラデーションのグラサンで登場しましたけど、やっぱりこのファッションだと安心するよね~。
映像で始まり、映像で締めるという内容はそのままだし、「Be my Baby」の呼び込みも、もはや懐かしい!
そして、やっぱりヤツらのヤル気が最も感じられるのがオープニングの「房総スカイラインファントム」。
キッシーズならこの曲でgigが始まることの重要性が分かるはず。
背中がゾワ~っとした瞬間、やっぱり木更津の景色が目に浮かんできて、感動に打ち震えていたところに、私の隣の光ファンの女子がタオルで涙をぬぐっているのを感じ「先に泣かれた」と、ちょっと興ざめ(笑)。
2曲目にいきなり「黒い太陽」。
私の泣きポイントを、気持ちがあったまっていないアタマに持ってこられたおかげか、今回は全編泣かずに見ることができました!
新譜の「木更津サリー」以外は、過去のカタログからのセットリストだったので、”ベスト・ヒットパレード”(別にヒットした曲じゃないけど・ヘケケ)って感じで盛り上がったと思います。
定番チューンの「雷電」、「God Speed You」、「BOY’S BRAVO」、「One Night Carnival」はもちろん、「あばよクレージュタクト」なんてイレギュラーもありましたね。この曲って今までライブ演奏したことなかったんじゃないかなぁ?
光の指揮で進行する「朝焼けBANZAI」は、反対側のスタンドを向いて(あっ、ステージは回転します)演奏したので、私の席からはメンバーは後ろ向きなんだけど、光はこっち向きで表情が良く見えたので、これも貴重なレアシーンだったかも。
ちなみに、360度ステージなので、團長は各方向のスタンドにニックネームを付けておりまして、正面の南スタンドは”こうせつ”、東スタンドは”ニッキ、カッちゃん・・・”の前振りがあって”ヒガシ~”。西は”ミネコ”(西川峰子だってさ)、そして北側は”ジャニーさん”(爆)。
 
どちらかと言うと「愛羅武勇」のアルバムからの選曲が多かったかな。
「鉄のハート」~「國道127号線の白き稲妻」で本編が終了するのも、氣志團としては定番中の定番ですね。
アンコールの際に、会場がハッピーバースデーを一生懸命歌おうとしてるんだけど、ことごとくタイミングが合わず、おかげで”ルーアンコ”のコールもそこそこにメンバー登場。本当にアンコールの声がかかったのか何とも微妙な感じだったので、翔ヤン思わず「アンコールって受け取っていいんだよね?」と確認(笑)。これがジャニオタだったら、バッチシ揃ってハッピーバースデーが歌えるのにな~、なんて思ってしまいました。
ちなみにこの日は團長の誕生日でして、彼は永遠の16歳ではありますが、イノッチや直太朗とも同年齢です。
アンコールは翔ヤン弾き語りの「友よ」、「恋人」、そしてメロウなオープニングアレンジが印象的だった「愛羅武勇」。
「恋人」なんかは、微熱DANJI、もとい網走JJがいないので、どうするんだろう??て感じでしたが、オープニングの振り付けを若干変えて対応していたものの、会場にダンサーがいっぱいいるわけで、そんな心配は要りませんでしたね。
團長は「いろいろやってみたくて留守をしたけど、これからは何処へも行かない。俺たちにはお前らしかいないし、お前らにも俺らしかいねぇ。んで、ロックンロールで絶対テッペン取ってやる」と宣言。
まぁ、ここまで騙されてくるとね、余りこの言葉にもハートは動かないワケですけど(笑)、クサレ縁というか「もー、しょーがねぇな~」って感じになるのは確かで・・・、それって翔ヤンの術中にハマっているようで悔しいんだけど、でもさ、なんやかんや言っても、氣志團ってやっぱスンゲェいいバンドなんだよね~。
だから、もうイッペンだけ騙されてあげるよ、翔ヤン!
でも、次はないからね!
【参考】
Yahoo!ライブレビューにレビューとセットリストが掲載されています。