ジャニーズ初の小説家、NEWSの加藤シゲアキ(27)のデビュー小説「ピンクとグレー」が、Hey!Say!JUMPの中島裕翔(21)主演で、行定勲監督により映画化される。中島は映画初出演で初主演。まもなくクランクインし、来年の公開を予定している。
2012年1月に発表された「ピンクとグレー」は芸能界を舞台に、2人の若者の友情や葛藤を描いた青春小説。累計発行部数は16万部。映画化にあたり、行定監督と新進の劇作家・蓬莱竜太さんが原作を大胆にアレンジした。
「GO」「世界の中心で、愛をさけぶ」などで知られる行定監督にとって久々の青春映画で、「青春の真っすぐな部分と複雑にねじ曲がった部分を見事に織りなした加藤シゲアキ氏のデビュー作を演出させていただくことは楽しみであり、責任も感じています」とコメント。主演の中島に対しては「清潔さと品の良さを感じさせる人。彼の奥底にある新しい顔を期待しつつ、どんな風に彼をいじめ抜けるかが鍵」と手ぐすねをひいている。
中島は初出演・初主演に「全く実感がわかず、どこかひとごとのよう」と驚きつつ、「行定監督とご一緒できるのはすごくうれしいです。しっかりと自分の力を発揮し、あくまで楽しんで今まで見せてこなかった顔を出していければ」と意気込んでいる。
共演は菅田将暉(21)、夏帆(23)、岸井ゆきの(22)、柳楽優弥(24)。
<原作者・加藤シゲアキの話> 小説を書いた時は、映画化されるなんて夢にも思っていませんでした。行定監督の作品は好きでよく見ていたので、自分の世界観が行定監督の手で表現されるのはとても光栄で、心から楽しみです。自分を投影した小説を後輩が演じてくれることはあまりない機会ですが、中島くんならできると信じています。
引用元: 中日スポーツ:NEWS加藤の初小説を映画化 主演はHey!Say!JUMP中島:芸能・社会(CHUNICHI Web).