MAとのセクシーな絡み、合計81回の抱擁?! Sweet Days~剛くんの詩+愛のかたまり

クレーンが上手と下手に1基づつあるので、それぞれに1回づつ乗る時に花道をちょっとだけ通る位で、奥まで来てくれたのはきっと各1回程度で、下手には1回多くMAと行った位に留まっていました。スタンド席真ん中はトロッコが通過できるようになっていて、「Sweet Days」の時にトロッコで中央通路を後方ステージへと移動。その後方ステージでやったのは、2曲で「剛くんからお借りして」と妙によそよそしく曲紹介して始まる「溺愛ロジック」と「CD化されてない初期の曲」と紹介される「Melting Snow」。

「Sweet Days」の紹介の時とか、光一さんのテンションがすごく上がってましたね。「みんな、暴れようゼ!(シャウト)」って感じで。5/2の公演では、イヤモニが調子悪かった様で途中で歌えなくなってしまいました。その後、トロッコで移動している時や後方ステージに来た時も、ずっとおケツに手を入れてて、イヤモニを調整していたのでしょうけど、私はひょっとしておパンツの位置を直しているのかしら?と指の動きだけを異様なくらい凝視。でも「Sweet Days」が終って、「ちょっと待ってね、イヤモニの調子が悪いわ」で、「あ~なんだ、やっぱ」って。(爆)

「溺愛ロジック」の時は、MAとスモークガンを持ってシンクロしたり、いたずらっ子の様にMAと一緒にアッキーにスモークを集中放射させたり。なんかアッキーに対する軽い“イジメ”?みたいな。そして光一さんはアッキーと恒例の抱っこ。ちなみに光一さんは1公演で少なくとも3回アッキーに抱っこします。って事は、全27回公演x3回抱っこで、つごう81回も抱っこしてる事になるわけで、アッキーが超うらやましいっす。光一くんに“恋してる”キャラのマーチンは、光一くんから熱い抱擁を受け、恍惚とした表情をするのがウケますね。5/2は立ち見だったので近くで二人の様子を目撃できたんですが、光一くんもかなり頑張って超エロい表情してましたっけ。ヤラッチとのスキンシップもかなり際どく、えびぞりになったヤラッチの上半身の上に光一くんが手を当て、胸から下へと這わせてました。米花くんとは、唯一スキンシップ(笑)はなかったと思います。日によって違うのでしょうけど。「溺愛ロジック」のアップテンポなアレンジやボーカルも花丸でした。またこの曲は彼の声に合ってると改めて感じましたね。またあれだけ暴れて、生歌だったのもスゴイです。ちょっとだけステージを降りてくれたんで、後ろは相当盛り上がりましたよ。

そして、「Melting Snow」。この曲を紹介する時も、「知っとる人は知っとる、知らない人は知らんなぁっくらいに聴いて下さい」って感じが光一さんらしい曲紹介。セリが上がってその上でじっくり歌い上げてました。ミディアムテンポで、結構キーが高い曲ですね。そしてトロッコで客席中央へ帰還。客電が落ち、光一くんが右手を吊ってステージへひとっ飛びして、マーチングビートにアレンジされた「愛のかたまり」。長めのイントロで光一さんがお着替えしている間に、剛さんの詩がスクリーンに映し出されました。その時のイントロのキーボードのストリングスが剛さんの詩にあっていて、非常に効果的でした。Myojoにも掲載された剛さんの詩ですが、中々意味深です。

僕らは繰り返す
この場所を繰り返す
光る一つの星と宇宙となり
重なり輝くために
僕らはこの場所を繰り返す
君があまりに素敵だから
僕があまりに美しいから
恋の神はきっと
未来の鍵を雲の隙間から落としてくれる
だから大丈夫
自分を信じて
僕を信じて

Virtual Reality後の溜息 Virtual Reality~solitude

「Virtual Reality」も、これまた演出・ダンス・衣装・音楽の各方面で傑出していました。各電飾スクリーンには、光一さんの型抜きラインアートが次々と映し出され、レーザービームも同様のシェイプを形づけていきます。イントロとして流れる音楽は近未来的でこれから興奮すべき何かが起こる事を予告しているかのように単調に繰り返されて。光一さんはシルバーのコスチュームで曲を効果的にバックアップ。

ここで「Virtual Reality」をソロナンバーに選んだ光一さんが「Temperamental Fool」をお気に召した理由が分かりますね。単なる憶測ですが、ひょっとしたら先に「Temperamental Fool」が先に存在していて、そのアレンジに派生して生まれたのが「Virtual Reality」だったのかもしれません。また「Virtual Reality」は、歌がない部分も綿密なこだわりを見せてくれます。インスト部分はリズムが変わってスクラッチが入り、その変調した激しさに誘導されたかのようにエクスプロージョンが起き(スクリーンも同時に爆発)、暫しの静寂に続いてまた同じリズムが戻ってきて、リズミカルなギターリフが加わるといった一連のフローは絶妙である事この上ありません。この曲が終わると「カッコイイ~」のため息交じりの感想があちらこちらから漏れ聞こえました。

締めの挨拶があり、’キンキキッズから曲をお借りして’とえらく他人行儀に「薄荷キャンディー」を紹介。手拍子の中で客席と一緒に一番を大合唱した後は、アップテンポに。オーラスでは歌うのを止めて、客席に歌を振ったりしました。最後にバズーカが発射されてクライマックスを迎え、オーソドックスに本編終了。

アンコールを求める拍手の中、あまり客席を待たせる事なく再登場して「solitude」。こういう歌に専念するような曲の時の光一さんの表情は、踊る時とは違う集中した表情が良いですね。そして(ファンとしては怖れでもある)大人の男の表情になってきましたね。

オーラスはWアンコール -so yong blues-~僕は思う

アンコールの-so young blues-では、下手花道上でMA一人一人との絡みがあるのですが、オーラスではこの曲の時はハッチャケ状態で、MAも光一さんもすごく楽しそうでした。光一さんは、アッキーと米花くんからの強烈ハグのサンドイッチになって、途中から歌えなくなってしまったり、その後アッキーから軽々と肩車されて上手の花道を猛発進!見ている方は、光一さんが頭からそっくり返って落っこちちゃうんじゃないかとヒヤヒヤしましたが「本当に怖いから降ろして」と懇願して降ろして貰っていました。

オーラスのWアンコールも終ってしみじみしている時に、光一くんが彼に恋してるキャラのマーチンに歩み寄り、暫く会えないねみたいな事を言うと、マーチンが「捨てないで」っと囁いたそうです。声はマイクに通らなかったのですが、光一くんがバラしておりました。

客電が点き、規制退場を案内する方がステージ上でアナウンスを始めても、アンコールを求める拍手と光ちゃんコールが止まず、光一さんが手に紙を持って再登場。(そう言えば私、尊敬する光一さんを「光ちゃん」呼ばわりした事は、未だかつて一度もないんですね・・・)なにやら照れくさそうに開くと手紙と思いきや、歌詞がプリントされていて「僕は思う~!!??」と絶叫して、カメラに紙をかざして見せてくれました。ステージにいたアッキーを指して、「お前が歌え!オマエだって銀狼出てたやろ」と人に擦り付けようとする始末。すご~く照れていましたが、お客さんにも一緒に歌ってと促し大合唱。「こんな曲皆知らんやろ?」と光一さんが言っても、1万5千人から「知ってるぅ~」の回答。皆さん知ってるから本当にスゴイ!

初体験と第一印象は一度だけのもの 感想

今回3回も横浜くんだりまで通ったのは、やはりキンキキッズと違ってどの曲も私てきな観点から、優れていると思ったからです。キンキキッズの曲は、メドレーとか新譜のPRみたいなライブになって、どこか不完全燃焼気味に終る事が多く、加えて人が作った曲とか私としては個人的に全く思い入れもない曲があったりとかするんで、むしろソロコンの方が健康的です。

3回見た中でも初日がやはり光一さん的には一番元気があって、テンションも高かったと感じました。お客さんもノリがすごく良かったし、ステージとの掛け合いも絶妙でした。やはりハコが狭いと良いですね。ステージとインタラクティヴになれて。コンサートが始まる前にも待ちきれない客席が光一さんを呼び出すような拍手が毎回あって、初日に行った時にはびっくりして周りを見回してしまいました。だって、今まで東京ドームでこんなのなかったですよ!キンキファンだってやれば出来るじゃん!みたいな。“みんなでダンス”のコーナーも特にオーラスでは、光一さんが「前の回のお客さんより頑張らないとそっちの画を使うぞ」みたいに煽るので、皆さん双眼鏡をイスに置いて頑張ってましたね。

今回のソロコンは、一度ハーレムのチャットでネタバレ話をうかがったり、曲目をざっと把握した程度で、その他の情報はシャットアウトして臨んだのが正解でした。やはり前知識があるとその場面を想像してしまうし、またどなたかのレポを読んでしまうと書かれている方の主観に絶対に影響されて見てしまうと思ったからです。(特に私は人から影響を受け易い性質なのですので)先入観を全く持たずに今回のステージを見て、つくづく正解だと思いました。やはり自分が初めて見て感じる方が、パフォーマンスをすごく新鮮に楽しめると確信出来ましたし、何度も行きたいという衝動も生じましたから。あの初日の感動がなかったら、3回も見たいっなんてきっと思わなかったと思います。だってチケットのアテがまるでなくて、複数回見る事は本当にあきらめていたんですから!今回のソロコンは、結果的に3回見れる幸運に恵まれましたが、自力でチケットが取れたのは3日夜の部のみ。初日もオーラスも私にとって初体験だったチケットBBSを通して譲って頂いたのでした。毎夜深夜を通して数え切れない程メールを送信しまくりましたが、極たまに“決まってしまいました”のお断りのメール以外全くお返事すら頂けなかったのですが、何とか数打ちゃあたる方式で、選んで頂きました。努力の成果がありました。選んでくれた方々、感謝に堪えません!!