人生で何度となく窮地に立たされた私ですが、そんな波乱万丈の人生の中でもワースト3に数えられる窮地の中から必死に這い上がろうともがいていた頃に出遭ったのが、KinKi Kidsでした。
KinKi Kidsがいなかったら、絶対に今いる場所にいなかったと思うし、今いる場所に魅力すら感じていなかったと思います。
KinKi Kidsがいたおかげで、色々な新しい事に開眼し、興味を持ち、様々を学び、様々を倣い、新しい視野が広がり、閉塞的にしか考えられなかった事も受け入れられる様になり、目の前に明るい光が差し、前に進む道を発見した気すらします。このプロセスがなかったら、確実に今の自分はいませんでしたから。
なので、できれば是非一度お会いしてお礼が言いたいです。(なんちゃって)
ほぼ10年前の私は、
彼らを知る事がこの上なく楽しく
彼らから知る全てがこの上なく大事で
自分が恥ずかしくなるほど、目に見えるように彼らの魅力にハマっていったのでした。
シャイで、シニカル
頭の回転が速く、機転が利き
考え方がきっちりフォーカスされていて
若いのに妙に落ち着き払っていて、おっさんぽく
大御所に対しても怖気ず、しかも横柄で、それなのに大人からは好かれ
それでいて、時に危なっかしく
女の子の様な可愛いルックスなのに硬派で
『オレ』『オマエ』と呼び・呼び合うのにもビックリさせられ
仲が良いのか悪いのか謎で
バラエティーではいつも沢山笑わせてくれるのに、写真を撮られると常にしかめっ面
そんな彼らの色々な面を知っても知っても全然何者なのか正体が見えない・・・
一体何なのこの子達は?
と思った時には、既に心底どっぱまり状態でした。
正直ジャニーズに対しては全く接点がないばかりか、子供の為の芸のない一過性のアイドル集団という認識しかなかったので、プリテンシャスを決め込んでいた私には、評価にすら値しない存在と思ってましたし、ジャニーズファンに対しては、ここで言葉に表せない位蔑んでいました。
なので、この二人がジャニーズだって知った時は衝撃的でした。
えっ?私・・・ジャニーズが好きなの???みたいに。
私は絵を見るのが好きで、1枚の絵を見たさに海外に行ったりしていました。
とにかくジャンルを問わず、自分が興味を持った絵や好きなアーティストの大きな展示会があると見に行ったりしたものでした。今では見たい絵はほとんど見尽くしてしまった感があるので、その代償的存在がKinKiさんなのかなぁと思ったりしています。
今まで好きになったミュージシャンは絶対に直に会いたい・話したいと思って、その努力を惜しまなかったし、実現した事も多かったのですが、ことKinKiさんに関しては全然そう思わない。
絵画の様に遠くから見て楽しむ存在、それだけで満足なのが不思議です。(普通はこれが当たり前なのでしょうけど・・・)
或いは実際に会っていないから、長く好きでいられるのかもしれませんが。
KinKi Kidsを知ってからというものの、彼らが口にする同僚、或いは先輩・後輩の番組を見たりするうちに、ジャニーズさんには他にもイイ男が沢山いる事に気づき、あれよあれよという間にこの年でずるずるとはまり、今日に至ったという次第です。
いや~、人って生きてると何が起こるか本当に分からないものです。
あの時、「LOVE LOVE 愛してる」に吉田拓郎が出ている事に気づかなかったら、私は一生ジャニーズと関わる事などなかったと思うし、苦境から脱するのにももっと時間がかかったかもしれません。
「なんで、吉田拓郎がTVに出てるの~」と思ってチャンネルを変えずに見続けた事でKinKiさんを知ったので、ひょっとして私を救ってくれたのは他でもない拓郎さんなのかもしれませんね。
それを言ったら、TVに決して出なかった事で有名な拓郎さんをTVに出したきくちPさんのおかげなのかもしれません
いずれにしても全ては必然だったんですかね~
なので、今日はKinKi Kids10周年を記念して、心よりお二人にお礼を言いたいと思います。
光一さん、10周年おめでとうございます。
いつも私の理想となってくれるばかりか、その他諸々を与えてくださり、本当にありがとうございます。生まれ変わったら、光一さんになってみたいです。
剛さん、10周年おめでとうございます。
いつも私を勇気付けてくれるばかりか、あんな諸々まで与えてくださり、本当にありがとうございます。生まれ変わったら、同じステージに立てるアーティストになりたいです。
拓郎さんならびにきくちPさん、私とKinKi Kidsを結びつけてくれるきっかけとなってくださってありがとうございました。
では、とりあえずこんなとこで終わります。
まだまだ語りたい事があるので、またすぐ来ます。
39、ばいばい。
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