昨年の大みそかから元旦にかけて放送され、SMAPがスペシャルメドレーを披露した『CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ 2015⇒2016』(TBS系)。ファンの間では、パフォーマンスに「SMAPからのメッセージ」が込められていたと、解散騒動後にあらためて注目を集めた番組だったが、このときのステージについて、リーダー・中居正広がラジオ番組で明かした。
1月13日付の一部スポーツ紙の報道で世間を騒がせた、SMAPの解散危機騒動。メンバーは18日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で “生謝罪”し、グループ存続が決定。ひとまずファンは一安心しているが、解散か存続か、グループの行く末が不透明な状況の中でファンの“心の支え”になっていたのが、『CDTV』でのスペシャルメドレーだった。
06年のコンサートを再現するかのように、中居&木村が2人だけでダンスし、最後にハイタッチを交わす姿や、木村の「この先どうしようもなくすれ違ったり 言い争いがあったりもしても どうか道の途中で 手を離そうとしないでよ」という歌い出しから始まる、「STAY」(同年アルバム『Pop Up! SMAP』収録)を歌ったこともあり、ファンの間では「『CDTV』の2TOPのダンスからの『STAY』が、解散しないよって言ってる」などと、話題になっていた(既報)。
『スマスマ』生放送後、19日に収録したとみられるラジオ番組『中居正広のSome girl’SMAP』(ニッポン放送、23日放送)では、1曲目から解散阻止を願うファンによる購買活動が起こった「世界に一つだけの花」を流した中居。続けて、同じくSMAPのヒット曲「夜空ノムコウ」を選曲した後は、年末年始に出演した特番について振り返り、『CDTV』の話へ。
近年、SMAPのコンサート演出は香取慎吾が担当しているが、香取は現在ドラマ『家族ノカタチ』(TBS系)に出演中のため、この日のライブは中居が構成を手掛けたという。中居いわく、同番組でのライブは「躍動感があるSMAP」「カッコイイSMAPと、踊るSMAP」というコンセプトで作ったそうで、「あのカウントダウンは面白かった」と語るほど、満足のいく仕上がりになったよう。
「3日間ぐらいリハーサルやってたかな。ギッチリやったね。こんなんもたぶん、みんな久しぶりだと思うし。もうライブの感じじゃないかなって。ダンスとかなんだっけな、『Pop Up!』の時かな?ちょっと変わった……やっぱ、ほかのアーティストとも被りたくないですし。今までのSMAPとも被りたくないし。で、『テレビでやれることって何かな?』って(考えて)、あぁいうふうになったのかなぁ」 と、ライブの裏事情をトーク。その打ち合わせの時点で、木村の残留と残る4人の独立についてすでに話し合いが行われていたとみられるが、中居はその状況の中でもスペシャルメドレーに奮起していたのだろう。また、スタッフから「『STAY』が評判良かった」と聞かされた中居は「いや、でも俺ねぇ、オンエア見たんだけども『STAY』がスッゲー音痴で。(ダンスの後のため)もう、息上がってて」と自虐ネタでかわし、選曲の理由について詳細は語らず。3曲目はその「STAY」をかけ、解散騒動について触れぬままエンディングを迎えた。
一部では解散騒動を機にジャニーズ事務所残留を決めていた木村と、チーフマネジャー・飯島三智氏とともに独立を望んでいたとされる中居の関係に亀裂が入ったと報道されている。21日付のスポーツニッポンは「木村と中居の関係がデビュー以来、最も悪化している」ことを周囲が心配していると伝えていた。
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情報源: SMAP・中居正広、『CDTV』ライブに込めた思い告白! 「やっぱメッセージだった」とファン感激|サイゾーウーマン