ホーム V6 三宅健 三宅健のラヂオ Vol.7...

三宅健のラヂオ Vol.72

今回は「親指ラヂオ」
映画の熊沢監督を迎えての30分親指トークですよん。
まずは『健くんの親指の長さを教えてください』というお便り
三宅さんが早速採寸したところ「6.3cmです」とのこと。
「監督の親指はとの問いかけに「えっどっから測るの
と熊沢氏。「このー、さきっちょから根元まで・・・」と三宅さんの何とも嫌らしい表現。目には見えない深夜枠のラヂオで、男同士「さきっちょから根元まで」なんて、いやらしー。きゃー、きゃー
ちなみにあたくしの親指は5.5cmです(←いらない情報)。
やっぱ健ちゃん1cmもおっきいホレる~
監督さんと二人きりであらたまってラヂオトークってのが、どうやらだいぶ緊張するようで、お二人ともややギクシャクと硬めでしたが、何とか健ちゃんが空気に流れを作ろうと頑張ってました。
まずは完成披露の時の浴衣のエピソード。健ちゃんの浴衣は新調したばかりの自前だったことは前にこのブログでもレポしましたよね。表地はストライプだったそうですが、実は裏地が菖蒲柄になってるんだって。で、どうにかして裏地も見せたかったので裾をハラハラしてみたんだけど誰にも気づかれなかったとのこと。
旦那、粋ってもんはねぇ~、しとに見せるもんじゃねぇってもんよ
そして、健ちゃんから監督に興味深い質問が何点か出て参りました。
「どうしてこの作品を映画にしようと思ったか?」
親指さがしに似たようなことを誰でも子供の頃には経験しているものだなーと思って。導入としてはいいテーマだと思ったんですよ、とのこと。
「原作は怖いよね~」と監督が言うと「もう、それはそれは恐ろしい」・・・血も凍るような内容なんですって。知らなかった。しかし、活字で読んで怖いってどんな感じ。ホラー小説とか一切読んだことないから想像がつかん。でも、映画は原作とは違ったストーリーラインになっているそうで、お二人とも口を揃えて「ホラーじゃないよね」とのこと。
健ちゃんさんの次の質問は「この映画で監督が一番伝えたいこと」。
大人になるってどういうことなのかなぁ~って考えてもらえたら。
「映画には何を収めたいと思っていましたか?」
役者さんのLIVE感。今しかできない瞬間を閉じ込めることが楽しい。
これには健ちゃんも納得「たぶん、一年たった今でもそれなりには演じられると思うけど、あの時と同じ気持ちで同じ芝居はできない。そういうことを感じさせてくれたのも『親指さがし』だった」とのこと。
あとは、他のキャストさんの印象についても語られました。
夏の猛暑の中で冷房のないホテルで撮ったラストシーン。
健ちゃんはひとりで汗でぐしゃぐしゃのびしょびしょだったのに、手塚理美さんは涼しい顔。健ちゃんが「なんで汗かかないんですか?」と聞いたら「止めるの」 。「女優さんは恐ろしいと感心しておりました。
この後は、完成披露の際に映画を見たお客さんからのコメント&質問が公開され、監督も健ちゃんも初めて一般の人からの感想を聞いたと言って喜んでました。質問だけまとめておきますね。
1.冒頭とラストでは武が変わっていきますが、どう演じわけたのか?
基本的には順撮りだったので(ストーリー通りに撮影が進行すること)、自然に武になっていけた。最初に撮ったシーンを見返すと「まだ迷いがあるな」って思えるけど、進行するにつれて自分が消えていって最後に武になれた感じ。
2.一番印象に残っているシーンは?
やっぱ、ラストのホテルのシーンかな。
監督談「振り向いた健くんの顔がサイコーにいい」。
3.原作との違いについてどう思いますか?
原作を読みながら「もっと、こうなったらいいのにな」と思っていたことを監督に話したら、監督も同じことを感じてくれていた。撮影中はそんなことばっかりだった。
どうやら監督さんとは、もう”あうん”の呼吸だったらしく、シーンを撮り終わった時に「今のダメかなー」と思うと必ず「も一回!」と言われたとか。その後でも驚異的に二人の思っていることがマッチして恐ろしかったそうですよ。
最後は珍しく(初めて?)プレゼントの告知がありました。
全国共通鑑賞券ペア券を5組10名様
ハズレた方もWチャンスとして「見つかった親指グッズ」が当たるそうです。「これ、欲しいのかなー」とボソっとつぶやく三宅さん。応募方法は番組の公式サイトでチェックして下さいね。
キーワードは『らりるれろ』の「り」。
リトマス試験紙の「り」!
来週も熊沢監督をゲストに迎えて親指ラヂオだそうです!