Yahoo!ニュース – マッチが嵐の足引っ張る!?ジャニーズのごり押しにファン幻滅 (東スポWeb).
“ジャニーズの大御所”マッチこと近藤真彦(50)が今年12月にソロ歌手デビュー35周年を迎えるが、事務所の過剰な“ゴリ押し”演出に、すでにファンは幻滅気味だ。それでもメモリアルイヤーに事務所がマッチを「全面推し」するのは間違いないところ。そんな状況に、テレビ界からは「マッチのジャニーズ番組への出演機会が増えて、そのせいでファンが幻滅すると視聴率にまで影響しかねない」と心配する声が上がっている。
1980年12月12日に発売された「スニーカーぶる~す」でソロ歌手デビューした近藤。タレントというよりもレーサー活動の多い近年だが、昨年末からメモリアルイヤーの話題が増えてきた。すでにプレミアムライブなども行われている。ただ、あまりの行き過ぎ感にファンはゲンナリしている。
「カウコンでも、マッチのスペシャルメドレーを他のグループの子たちが歌うというステージをやってみせた。昨年末にFNSでも同じことをやったが、35周年とはいえ、ジャニーズファンはかなりドン引きだったようですね」とはあるテレビ局関係者。
「カウコン」とはジャニーズのいくつかのグループが大みそかに、カウントダウンコンサートを東京ドームで行うもの。例年、フジテレビが中継放送していたが、昨年からその中継はなくなった。
「だからというワケでもないでしょうが、例年とはまったく違うつくりになった。カウコン恒例の年男の紹介もないし、後半はマッチの後見人とまで言われている黒柳徹子さんまで登場して、半ば記念コンサートでしょ。ネットでも『何かの手違いか』『冷めた』などキレ気味になったファンの書き込みはすごかったですね」(同関係者)
長年、ジャニーズを支えてきた功労者だけに、事務所が一丸となって35周年をお祝いするというスタンスを見せるのは当然だろう。かといって現在活躍中のグループのファンを怒らせては、元も子もない。
「ジャニーズは功労者を大事にするところ。それは若手に対して“頑張っていれば将来的にはここまでやってあげるよ”というメッセージでもありますからね。FNSでもカウコンでも周りが懸命にお膳立てしたのでしょう。ただ、本人の中では一生懸命やるという意向は示したとしても、このような形までは望んでいないでしょうけど…」とはある芸能プロ関係者。
大事にするあまり、近藤にとってプラスかどうか分からないような事態に陥ってしまっているというのだ。だからといって、“マッチ特推し”の手を緩めるわけにはいかないし、むしろ、これからが本番だ。
ある制作会社関係者は「マッチさんの場合、ジャニーズ内での派閥は関係ないから、どのグループの番組にも出られるでしょ。35周年を盛り上げるために、ジャニーズがどんなゴリ押しをしてくるのか」と戦々恐々。FNSやカウコンでのファンの反応を見ればうなずけるところだ。
「最近は、ジャニーズだからといって誰もが視聴率を取れる時代でもない。それは嵐だってSMAPだってそう。その中で、1度や2度の出演なら仕方がないと割り切れるけど、毎度毎度となれば数字にも影響しかねないですよ」(同関係者)
国民的アイドルグループ嵐や、“先輩”SMAPの番組の足を引っ張りかねないとの不安が渦巻いているようだ。
当の近藤はコンサートで「35年のお礼の一年が始まった」と気合を入れたが、果たしてどんな一年になるのか。各テレビ局のジャニーズ・バラエティー担当者は、今から気が気でないようだ。
東スポより
マッチが嵐の足引っ張る!?ジャニーズのごり押しにファン幻滅.