「僕がタキツバを守る」今井翼不在コンサート、滝沢秀明の言葉&演出にファン感動!|サイゾーウーマン.
タッキー&翼のコンサート『Two Tops Treasure Tackey&Tsubasa Tour 2014』が、12月10日に大阪・オリックス劇場で初日を迎えた。今井翼はメニエール病で11月から休養に入っているため出演を見送り、ステージには滝沢秀明が1人で登場。今井の思いを背負ってステージに立った滝沢はもちろん、ファンにとっても特別な公演になったようだ。
3日放送のラジオ番組『今井翼のto base』(文化放送)には「気持ちはタキツバコンサートに向かっています」とのメッセージを寄せていた今井。しかし、公演前日の9日、ジャニーズ事務所は今井について、直前まで復帰を目指していたものの、「出演できる状態までの回復が叶いませんでした」と説明。今ツアーは滝沢のみで公演を行うと発表していた。
そして、今井の代役でパーソナリティーを務めている『今井翼のto base』(12月11日放送)で滝沢は、10日の大阪公演を振り返り、
「前日、夜遅くまでリハーサルやりまして。とにかくホントに、もちろん翼ありきで(準備していて)。今回、翼の代役をずっとリハーサルから立てて、大阪初日の当日の朝のリハーサルも、翼の代役を立ててずっと最後までやったんですけどね。まぁ~でも、緊張しましたね」
と、今井のポジションは残したままリハーサルを行っていたことを報告。公演前日は緊張なのか、気が張っていたのか、2時間ほどしか睡眠が取れなかったという。また、公演は昼・夜の2回行われたが、最初の1回目はお客さんのテンションもわからないため、「僕が1人で出てったらどういった気持ちになるのか」「本当にこのコンサート盛り上がるのか」という心配から、特に緊張してしまったそう。
「まぁ思いっきり、とにかく自信持って出ようと(ステージに)出まして。そしたらやっぱりファンの方はね、泣いてる方ももちろんいたんですけど、徐々に気持ちが翼にこう、向ける……なんでしょうね。翼にエールを送るようなムードにどんどんどんどん変わってきて、僕もすごく“安心してきた”という感じですかね。大阪のみなさん、もちろん各地から集まってくれてるとは思いますけど『(公演では)絶対、次は2人でコンサートやりますので』という約束もしましたので、ぜひ楽しみにしててほしいなと思います」
と、ファンに呼びかけていた。そんな10日の公演は、今井が不在ながらも“タキツバ”2人を堪能できる構成になっており、ファンにとって涙なしでは見られないステージとなっていたという。
「コンサートに参加したファンの方のレポートによると、ステージでは翼君の立ち位置に常にスポットライトが当たっている状態で、タッキーのダンスが控えめな分、ジャニーズJr.のSnow Manがダンスで活躍。翼君の歌唱パートにはデータ音源を流して、まるで翼君がステージに存在しているかのような演出だったとか。タッキーはアンコールで『翼』という文字が大きく書かれたTシャツを着て登場したり、MCでは『僕がタキツバを守る』『翼を守れるのは相方の僕だけ』などと心強く宣言してくれたそうです。翼君への愛や翼君ファンへの配慮が伝わり、会場のファンの方も、感動して泣いてしまう人が多かったみたいですよ」(タキツバファンの女性)
年明けの1月6日からは、少年隊から引き継いだ伝統のミュージカル『PLAY ZONE』が開幕。閉館が決定している東京・青山劇場での公演は最後となり、今井のカムバックが期待されるが、年内はゆっくりと静養することになりそうだ。大阪に続き、13~14日に横浜アリーナで行われる“タキツバ”のコンサートも、無事に成功することを祈りたい。
cyzo womanより