「痛快」このひと言に尽きるストーリーでしたね。
私の中では3話の「茶の湯」以来の出来じゃないかなぁ~と。
このぐらいテーマになる噺が単純明快な方が、サゲもさることながら、ドラマとのシンクロ具合も、時代劇の再現シーンも伝わりやすいなって思いました。
小日向さんは役者だよねぇ~。
もう、オープニングの高座に上がるシーンは百戦錬磨の噺家に見えるもの。しかも、あのやーらしーキャラで竜二と絡むシーンは、公平&公助のまったりさ加減とはウラハラ(ドラゴン)で緊迫感があって新鮮でした。岡田くんの落語よりも小日向さんの方が数倍巧いかも(当たり前の話かもしれないですが)。でも、ラストのオーディションシーンで、みんなの魂胆を見抜いた竜二が袖にいる虎児を睨む、あの目にはこっちが射抜かれてしまいました。どひゃーん。
岡田くんは伊東美咲ちゃん相手に背が低いことを”売り”にした場面も多くて、ジャニーズ的に良くNGが出なかったですね(素直に笑えて好きなんですけど・笑)。最近じゃ脚本に事務所がNG出すってことは滅多になさそうですもんね。
そして、またお茶の間の団欒ではどん兵衛さんの懐のあったかさに泣かされました。でも、必ず泣かせる場面の後に矢継ぎ早に面白おかしいシーンが続くので、本当に感情のコントロールが効かないっっ。そこがクドカンらしくてイイんですけどね。
高田文夫さんも飄々として素晴らしいアクセントでした。いちいちウザイほど可笑しい!だけど、レギュラーだったらマジうぜぇ~、みたいな。
しかし、虎児はセクシーですねぇ。
たまりませんね~。竜二との直球の会話はいつもジーンと来るし、乱暴な物言いの中にハッとさせるフレーズがあって、竜二ばかりでなく、見ている方も虎児に諭されてしまいそう。
智也は時代劇の(デカイ)おじいちゃんも良く似合ってた。
ニャンコたちも可愛かったし(サダヲちゃん除く)。
さて、来週は高史がまたフィーチャーされるようだし、楽しみです。