なんかね、今までの中で一番落語の内容が分り難かった・・。
つい、ドラマの世界観に浸ってしまって、落語なんだという事をどっか置きっぱなしにして見てしまうところがあるんですけど、それでも噺がわかんなくなることは今まではなかったんですよね。でも、今回は「へぇ~、なるほどねぇ」という、落語とのリンク感を感じる瞬間がなかったんです。逆にドラマそのものが落語になりきっていた、ということなんでしょうね。
しかし、ジャニファンとしては触れないワケには行かないのが『温泉シーン』。もちろんランパブも、いつ智也がどん太兄さんのように、むちむちネェちゃんのパイオツを掴みにかかるのか、ハラハラドキドキして見ていたんですが、さすがにヤクザとは言え、そこまでのことはしなかったですね(ちょっと期待してたんだけどな、うふっ)。
竜二の合コンでの(30代の)ハッチャケぶりも可愛かったけど、温泉シーンの濡れ濡れ竜二には、ちょっと心臓の皮がめくれました。悔しいけど、やっぱイイ男よねぇ~。エロ顔よねぇ~。脱いでナンボよねぇ~。そして、あのなまめかしいチューにはどっきんこでした。
温泉シーンと言えば、弥次喜多のエグいシーンが思い起こされますが(笑)、こんなとこでそんなこと思い出すあたしもあたしよね。しかし、キャッツの映画版でも氣志團との入浴シーンがあるし、クドカンは風呂好きだよね。いや、入浴シーンは大歓迎ですけどね、いっしょに要らん人達までギリギリまで脱がせるのだけは、正直ムダなので辞めて欲しい(爆)。
余談ですが、弥次喜多の入浴シーンについてはハーレムのネタバレレビューには詳しく書けなかったんです。試写の時には毎回どんな映画でも幾つかネタバレ禁止項目があるんですが、弥次喜多の場合は、温泉シーンと古田新太さんが清水次郎長であること、他にも何点か扱いのネタがあったんです(キャッツの時はゴミンゴとか、30年後のキャッツとかね)。
「明烏」は坪井氏の演出でしたが、片山さん金子さんとの差は全然なかったと思います。まずキャストが「できて」いますからね、演出家の役目は行き過ぎを止めることだったりするぐらいでしょうな。あと、カメラも山中さんに任せときゃいいわけですから、演出によって全体的な味が変わってしまうことはないんでしょうね。