今回は虎児&竜二の内面的な掛け引きが見ものでしたね。
信頼しあえる仲になったのかなーと思ったところで、少し亀裂が入りそうになる感じ・・・これはIWGPやキャッツの流れを汲んでいますよね。しかし、クドカンって毎回同じと言えば同じテーマ、ツボ&落としどころ、なのに、どうしてこんなに表現の仕方がたくさんあるんだろ?普遍的なテーマと言ってしまえばそれまでなんですけど、彼の描き方はいちいち心に響くんですよね。現実味があるからなのかもしれないけど、どう考えてみてもこの設定は現実味がないよね。不思議だー。
今夜の竜二さん、ことのほか醜かったで・・・おま。
特に時代劇のシーンは、何故か岡田くんだけがヅラが合ってない感が満載で、デコの張り合わせも甘いし、くにょくにょのもみあげもハミ出てるし・・・これは狙いなんだろうか?「UTAO-UTAO」のPVや「東京タワー」の透と同じ人物だとはどーしても思えない。岡田くんのファンはこのギャップを楽しんでいるのかなぁ。それとも戸惑っているのかしら。
個人的には、橋本じゅんさんの出番が少なくてちょっと残念。でも、来週も出るようなので、またまた期待しちゃいます。
しっかし、毎度のことながら虎児はいいねぇ。
どんなことにも100%でぶつかって行くところがいいし、義理人情に厚いところが任侠魂感じる。昔気質のヤクザって感じ。鶴瓶さん演じるオヤジもいい人なんだもん(ヤクザでいい人って・・・一体)。
「粗忽長屋」は粋な噺なのに、このドラマと絡んだ日にゃ、展開としてはヤバイ方向に行かざるを得ないのかもしれないけど、かなりガイリッチーやタランティーノばりにグロいよね。まぁ、これもクドカンドラマの特徴でもあるわけですが。もともとハナっからヤクザの話なんだから、これ以上ヤバイことはないのかもしれないですね。