♪ ジャニーズ カウントダウン コンサート 2003-2004
コンレポというか感想文(キンキキッズ中心)
by キリエ   2004年1月15日更新

 カウコンが度肝を抜かれる位あまりにあっけなく終わってしまって、今でも信じられない気分。あんなに苦労したのに!正直バンビじゃないけど「金返せ~」って感じ。私の席はアリーナでミリダラ一緒でしたが、キンキキッズファンの私には最悪の席。だってOAされなかったキンキキッズのメドレー「カナシミブルー」と「薄荷キャンディー」はずっと後方ステージだったので、2曲とも二人の姿を全く見れずじまい。しかも会場がTV収録の為だったのかなんか分からないけどずっと明るいままだったので、モニタースクリーンがしらっちゃけてしまい全く何が映っているのかもよく分からないというもどかしさ。悔しくて地団駄を踏みましたね。せっかくアリーナなのに、気分は台無し。しかも、センターステージでキンキキッズが「永遠のBLOODS」を歌った時なんぞTVカメラがキンキさんの至近距離にべったりくっついていて、剛くんはまだ角度的には見れたのですが、私の席からだと光一くんは全くブロックされて思うように見れず、マジでぶちギレました。こんな思いをするなら家でTV見とけばよかった・・・と思った瞬間だった。CM入ってる時だったのかムダに待たされたりしたし、要は番協だったという事で、私たち全員番協に7,000円出したのねって感じがしたのは否めない。ジャニーズヒットパレードでキンキさんがフィーチャーされた光GENJI のナンバー時でさえ、彼らはしっかり後方移動ステージの上で、私は呪われているのか??と本気で考えましたね。こうなったらカウントダウンも後ろでやるんじゃない?って勢いでしたから。そう言えばカウントダウンの時、同じ日にキンキコンで座っていた3階席からの秒読みの声がやまびこのようにちょっと遅れている事に気づき、同情したことしきり。あ~こんなにもディレイしてステージに届くのね(; ;)。

 数々の不平をこぼしている中、それでもずら~とジャニーズのスター達が私たちの目の前に勢ぞろいしてカウントダウンするのを近くで見られたのはお宝経験。OAされてない何気ないシーン、例えばステージ中央にいた光一さんが彼の右手にいた健くんに向かってもっと前に真ん中に来くればみたいなしぐさをしてたり、剛さんと光一さんと智也さんでなにやらこそこそ話をしていたりしたシーンを追えたりするのはちょっと得した気分。また、オープニングのメドレー終了後の自己紹介コーナーでは、剛さんが「俺に惚れるなよ~」の雄たけび、国分太一くんは感謝祭に続き、生声挨拶。井ノ原くんはカウコンの前の出来事について「キンキはコンサート、TOKIOは紅白、V6はバーミヤン行きました!」と失笑をかったりした。また光一くんがタッキーに向かって「2人(タッキーと翼くん)は離れてるけど、仲悪いの?」と普段自分達が疑われているネタで攻めたりしたのは数少ない楽しかった瞬間だったけど。

 その中でも印象的だったのは、「アンダルシアにあこがれて」のワンシーン。全員が出揃って、ジャケットを引きずってステージ前に出るちょっと手前のシーンで、光一くんがいつもの主役のリズムが癖になっていたのか、さっそうと前に出ようとした時に、東山さんにストップをかけられ、待機していた一列目に対し、手で“このラインから”みたいに合図していた。なんかサッカーでいう所のディフェンスがオフサイドラインを定めている感じでピリっとした空気を感じた。また、台宙の時は私の角度から見ると光一くんが先に着地していた森田剛くんにぶつかるように見えてヒヤッとした。隣ではミリダラが剛くんと長野くんがぶつかるように見えたらしく悲鳴を上げていたし・・・。TVで見ると全然余裕だったんだけど、下から上を見上げてみるとそんな臨場感があった。それにしても「アンダルシア~」で光一くんがさっそうと現れた時の歓声の大きさには鳥肌もんだった。手拍子の時に望遠鏡で光一くんを覗くとその奥に智也さんと翔くんが見えて、意外なお宝3ショットになったのが非常に良い絵で一生の思い出になりそう。ちなみに智也さんは、この曲の時衣装のパンツのお尻のとこ、ばっくり破けちゃったそうですね。(あんなに股広げるから>笑)また「アンダルシア」の曲紹介時の剛さんのソロ仕切りでは、彼が珍しくテンパってる感じが新鮮だった。

 一方の「ミッドナイトシャッフル」は、OAされた通り後ろで歌われたので剛さんはひと目も見れず。あきらめの境地で見える人たちを見ていました。肩を落としている私に、「あんたキンキに縁がないんだよ。」とばっさり。返す言葉もないとはこの事。(;_;)

 それにしてもミッドナイトとアンダルシアの組分けでは、意外な人選があったように思った。V6では、台宙がお得意の岡田くんがミッドナイト組で森田剛くんがアンダルシア組は、逆じゃない?って感じがしたし、嵐では翔くんがアンダルシア組だったのにも驚き。TOKIOでは、智也さん。でも意外に曲のイメージがあっていたかも。

 アリーナに行くとさすがにキンキコンの天井席とは違ってステージとかセットとかいろんな物が肉眼でよく見え、当然お顔も良く見えた。剛くんが「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジョニー風だった事や光一さんがノースリーブで踊っていると脇毛処理してないブリットニーみたいだなぁ等と思ってみたり(別に両者が似てるってわけではないんですけど、物の例えとして)。ジャニーズメロディーの中の「ギンギラギンにさりげなく」でキンキさんお二人がばらばらにはしゃいでノッていたのは小学生のようにキュートで、その後ろで嵐とタッキー&翼が遠慮がちにボックスステップを踏んで踊っていたのが印象的。

 カウコンでアリーナは初体験だったけど、傑作だったのは2階席以上の時と違って誰がどこから現れるのか全く分からない事。声はすれどもどこにいる?って感じで、それぞれのお気に入りさんの声がするとモニター映像を参考にしながら皆キョロキョロうろうろ探しまくってた。そのくせ出番待ちで隠れている人が見えちゃったりで。私たちのまわりはまたもやV6ファンが多かったけど、会場全体で比較すると嵐やTOKIOのウチワを持ってた人が少なかったような印象。

 ダンスバトルやサイン投げ、プレゼントもない上にアンコールすらない、今年の抱負とかもない等不完全燃焼もいいとこだったけど、ジャニーズのカウコンは毎年やって欲しい。でもそのせいでキンキキッズのツアーが冬オンリーとして固定するのは、辛い。どうか何とか良い方法を見つけてくださいよ!!